May 14, 2020 / 6:34 AM / 11 days ago

東京外為市場・15時=ドル106円後半、豪雇用統計後のクロス円下落が痛手

    [東京 14日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 106.81/83 1.0806/10 115.44/48
 午前9時現在 106.92/94 1.0818/22 115.70/74
 NY午後5時 107.02/04 1.0816/19 115.77/81

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の1
06円後半。日経平均や中国株の下落などアジアの株安に加え、豪雇用統計後に広がった
クロス円での円買いでドル/円はじり安となった。
    
    米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が前日、米経済の低迷が長期化するとの
見方を示したことで、朝から株安警戒感があった。米中対立の深刻化も加わり、市場はリ
スク回避の円買いが進みやすい環境となった。
    
    午前10時半に発表された豪雇用統計を受けて豪ドル/円がまず急落し、クロス円も
全般に売られたことでユーロ/円は115円前半まで下落。クロス円での円高進行の影響
でドル/円の上値は107.05円で抑えられた。ドルの安値は午後3時過ぎに付けた1
06.78円となった。
    
    4月の豪雇用統計では、就業者数が前月比59万4300人減と過去最大の落ち込み
を記録、失業率は前月の5.2%から6.2%に上昇し2015年9月以来の高水準とな
った。            
    豪ドル/円は統計発表直後にいったん69.11円まで上昇したがすぐに下落に転じ
、68.59円まで下げた。現在は68円後半での推移。
    「失業率は事前予想より低かったが、職探しを諦めた労働者がカウントされてないこ
となど、実際の豪雇用市場の状況はデータが示すほど良くないことが注目された」(外為
アナリスト)という。
    
    パウエル議長は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い米経済は「長期」にわ
たり成長が低迷し所得も停滞する恐れがあるとした上で、FRBは必要に応じて一層対応
すると明言。一方、市場で織り込まれ始めているマイナス金利については「検討していな
い」と述べた。
    
    ユーロは欧州序盤で1.0801ドル付近まで下落し、「大台割れが近づいて、今後
の展開を読む上で重要な水準に来ている」(邦銀)という。
    ユーロ安の背景には、パウエル議長がマイナス金利に否定的な考えを示したことでド
ルが金利面での比較優位を保つとの思惑が広がったことに加え、欧州中央銀行(ECB)
のデギンドス副総裁が13日、ユーロ圏の経済が完全に回復するまで最大2年かかるとの
見通しを示したことなどがあるという。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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