May 21, 2020 / 6:31 AM / 12 days ago

東京外為市場・15時=ドル107円後半、ユーロ高でドル指数は軟調

    [東京 21日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 107.66/68 1.0952/56 117.93/97
 午前9時現在 107.58/60 1.0978/82 118.11/15
 NY午後5時 107.51/54 1.0977/81 118.04/08

    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅にドル高/円安の
107円後半。ドルは早朝107.52円の安値を付けた後、実需の買いを受け107.
75円まで上昇した。午後は、今夜に予定される米連邦準備理事会(FRB)高官らの発
言や、明日の日銀金融政策決定会合を控えて、様子見ムードが広がった。
    
    市場参加者らによると、午前中に伝わったトランプ大統領のツイッターは、米中対立
が一段と深刻化するとの懸念をあおり、若干の円買いを誘発したという。
    トランプ米大統領はツイッターで「中国の欧米に対するプロパガンダ攻撃と偽情報は
恥ずべきものだ。中国は簡単に新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことができたが、上か
らの命令でそうしなかった」などと述べた。
    
    主要6通貨に対するドル指数      は99前半で軟調に推移した。前日は99.00
2まで下落し、約2週間半ぶりの安値を付けている。
    ドル指数下落の背景には、同指数の構成通貨で最も大きなシェアのユーロが前日1.
0999ドルまで上昇し、5月1日以来約3週間ぶり高値を付けたことがある。
    
    ユーロはきょう午前の取引で、利益確定や持ち高調整の売りを受けて、1.0957
ドル付近まで軟化したが、足元のユーロ高のトレンドには影響を及ぼさないとの見方が多
い。
    「原油高、株高で市場がリスク選好気味となるなか、ユーロに対するドルの弱さが目
立ってきた」(外為アナリスト)という。
    ユーロの強さの背景には、リスク選好ムードに加え、最近発表されたユーロ圏の経済
指標が市場予想を上回る結果となったことや、ドイツとフランスのイニシアティブで、新
型コロナウィルスのパンデミックによる域内の景気の落ち込みを緩和し、復興を支援する
ために5000億ユーロ規模の基金が設立される段取りとなっていることなどがある。
    
    豪ドル      は早朝の高値0.6599ドル付近から0.65ドル半ばまで下落した
。豪ドル安の手がかりは、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙が、中国が
鉄鉱石輸入の検査手続きを変更すると報じたこと。変更で豪の対中輸出が減少するとの思
惑が広がったという。
    
  明日は、日銀が臨時の金融政策決定会合を開催する予定。海外市場では、追加緩和の
思惑もあるが、日銀によると、今回は4月会合で黒田東彦総裁が執行部に検討を指示した
金融機関への新たな資金供給手段について、報告を受け、必要な金融調節事項を検討する
予定で、「明日は決定会合の内容を受けて、一部の海外勢が失望から円を買い戻すリスク
がある」(アナリスト)という。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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