July 9, 2020 / 6:24 AM / a month ago

東京外為市場・15時=ドル107円前半で足踏み、英ポンドは3週間ぶり高値

    [東京 9日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 107.26/28 1.1363/67 121.89/93
 午前9時現在 107.27/29 1.1335/39 121.61/65
 NY午後5時 107.25/27 1.1329/31 121.51/55

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の107円
前半。株価の上昇でリスク選好気味となるなか、ドルは一時107.18円と1週間半ぶ
り安値を付けた。その後は小幅に反発したが、手掛かり材料難のなか、107円半ばに到
達する勢いはなかった。

    ドルは午前9時過ぎに一時107.18円まで下落し、6月29日以来1週間半ぶり
安値をつけた。その後は107.36円まで反発したが、107.50円付近にはオプシ
ョン関連のオーダーが並ぶとされ、それらが意識され上方向の流れは頓挫した。
    
    市場では、今週に入ってドル/円の取引高が再び減少していることが話題となってい
た。
    日銀のデータによると6日のドル/円スポット取引の取引高は20.5億ドルと5月
18日以来約2カ月ぶりの低水準となった。7日には30.6億ドルと小幅に挽回したが
、スポット取引高が50億ドルを超えない日が常態となりつつある。
    
    「コロナ危機による貿易額の減少に加え、先行き不透明感が払拭できない中で、投資
家はいざという時に逃げやすい投資に向かいやすい。第一の選択肢は国内で株式市場と債
券市場の間で資金を動かすことで、クロスボーダーの投資は二の次、三の次になっている
ようだ」とFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は言う。
    このため、外為市場で実需に由来する円の取引は厚みが出にくく、投機筋も流動性が
低下した通貨への参入を敬遠しがちだ。
    
    こうした中、外為市場では、昨日から英ポンドの上昇が目立っている。英政府が外食
やテイクアウトの付加価値税(VAT)の税率を一時的に20%から5%に引き下げると
発表したことが英ポンド買いの手掛かりとなった。
    英ポンド/円は前日134円半ばから135円前半まで上昇し、きょうも135.6
0円まで上昇して6月16日以来、約3週間ぶりの高値を付けた。
    英ポンドの値動きをみても「投機のニーズは消失したわけではなく、彼らは手掛かり
を探している」(上田氏)という。
     
    ユーロは一時121.95円まで上昇し、6日につけた3週間ぶり高値121.96
円に迫った。
    市場では、きょうから始まるユーログループ会合に関心が集まっている。17─18
日の首脳会議に向けて、欧州連合(EU)の欧州委員会が提案した7500億ユーロの新
型コロナウイルス復興基金案に関する議論が始まるが、加盟国間の意見は依然割れている
。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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