for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

東京外為市場・15時=ドル106円前半、米長期金利低下で伸び悩み

    [東京 20日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 106.07/09 1.1840/44 125.60/64
 午前9時現在 106.07/09 1.1842/46 125.63/67
 NY午後5時 106.10/13 1.1836/39 125.60/64

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の106円
前半。朝方の取引でドルは106円前半で強含んだが、米長期金利の低下などを受けて伸
び悩んだ。
    
    ドルは仲値後に一時106.21円まで上昇し3日ぶり高値を付けたが、上昇は間も
なく失速した。市場では「ドルを買うインセンティブが見当たらない」(FX会社)との
声が聞かれたほか、米長期金利の低下もドル売りを誘った。
    米10年国債利回りは現在0.6560%付近で、前日ニューヨーク終盤の0.68
50%から低下した。
    
    米中対立の激化懸念、米追加経済対策を巡る協議の難航、米経済指標の悪化などが、
引き続きドル売り材料と見なされており、きょうの米国時間に発表予定の新規失業保険申
請件数やフィラデルフィア連銀景況指数にも関心が寄せられている。
    
    今後の見通しについて、FXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は「し
ばらくは105―107円のレンジ内に収まりそうだ。8月に円高が進みやすいとの説も
あるが、今年は円の投機的ポジションに極端な偏りも見られないうえ、投資家の間でポー
トフォリオを組み換える動きもほとんど皆無だ」と述べ、「8月の円高説」が前提とする
ポジションの巻き戻しや組み換えに伴う円高リスクについて、懐疑的な見方を示した。
    
    実際、IMMでは投機筋による円先物のネットロングが11日時点で2万7016枚
と、ユーロのネットロング19万9751枚に比べ、小ぶりなものとなっている。
    市場では、ユーロのネットロングが長期的な平均値から大幅に乖離していることから
、ユーロロングの巻き戻しリスクが警戒されている。
    
    このため、8月の円高説がワークするには、ユーロロングの巻き戻しを受けたユーロ
/円の下落が、ドル/円に波及するケースが最も現実的とみられる。
    ただし、この場合にも、ユーロロングが再構築される可能性が大きく、ユーロ/円の
下落がドル/円を長期的に押し下げるリスクはむしろ限定的だ。
    
    ユーロは18日に2年3カ月ぶり高値(1.1966ドル)を付けた後、19日には
1.1830ドルまで急落した。この日は1.18ドル台前半から半ばでの一進一退とな
ったが、市場では「もう一段の調整があるのか、この辺で下げどまって再上昇するのか、
見極めたい」(国内銀)との意見が聞かれる。
  

    
 (為替マーケットチーム)
 
 
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up