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午後3時のドルは106円前半、米株続落を警戒しつつ米雇用統計待ち

[東京 4日 ロイター] -

 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の106円前半。米雇用統計や米国市場の3連休を控え、午前の取引ではポジション調整のドル買い戻しが先行した。写真は米ウオール街、3月撮影(2020年 ロイター/Carlo Allegri)

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 106.15/17 1.1849/53 125.81/85

午前9時現在 106.08/10 1.1840/44 125.61/65

NY午後5時 106.17/20 1.1849/52 125.83/87

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の106円前半。米雇用統計や米国市場の3連休を控え、午前の取引ではポジション調整のドル買い戻しが先行した。買戻し一巡後は、米国株が続落するリスクなどが意識され、総じて模様眺めとなった。

ドルは朝方の安値106.06円から、仲値公示直前に106.21円まで上昇したが、実質的な五・十日に当たるこの日は仲値を挟んで実需の売りが流入し、安値付近までいったん押し戻された。その後は米国市場の3連休を控えた買い戻しが先行し、ドルは106.22円まで上昇した。

8月の米雇用統計の発表を控え、市場は前日大幅安となった米国株が続落することへの警戒感を強めている。

ロイター調査では、8月の非農業部門雇用者数は140万人増と7月(176万3000人増)から伸びが鈍化するが、失業率は7月の10.2%から9.8%に低下する見込みだ。

「米雇用統計で労働市場の回復に対する期待が後退し、米国株が続落するようであれば、リスク回避からドルと円が同時に買われ、なかでも円買いが強まる可能性がある」(外為アナリスト)との見方が聞かれた。

このところボラティリティが上がっているユーロは、前日、欧州中央銀行(ECB)によるユーロ高けん制報道を受けて一時1.1790ドル台まで下落したが、きょうは1.18ドル前半から半ばの小幅な値動きに収まった。

日銀によると、ユーロが1.2014ドルと2018年5月以来、2年4カ月ぶりの高値を付けた1日、東京市場におけるユーロ/ドルの出来高は60.76億ドルまで膨らみ、ドル/円の40.28億ドルを上回った。

ユーロ/ドルがドル/円の出来高を上回ったのは、今年に入って4度目。

「当日(1日)は東京時間からユーロが1.20ドルを目指す雰囲気が盛り上がっていたので、出来高もそれに応じて膨らんだとみている」(外為アナリスト)という。

一方、ドル/円では8月の1日平均出来高が36.74億ドルと、6月の43.95億ドル、7月の38.72億ドルから漸減。

ユーロ/ドル出来高のドル/円出来高に対する比率は、今年1月に17%程度だったが、7月、8月と53%付近まで上昇した。

「ドル/円が脇役に成り下がった、または、ドル/円とユーロ/ドルが東京市場のダブル主役になったと言えるだろう」(市場筋) との声が聞かれた。

前日の米株急落の要因としては、米証券取引委員会(SEC)がスマートフォン証券ロビンフッド・マーケッツの調査に入ったとの報道や、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報が3日、大学教授らの話として、中国が米国債の保有高を現在の1兆ドルから8000億ドル程度へ削減する可能性があると伝えたことが挙げられている。[nL4N2G00TL]

為替マーケットチーム

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