for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

東京外為市場・15時=ドル105円前半、上値は重いが下値も堅い

    [東京 15日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 105.24/26 1.1752/56 123.70/74
 午前9時現在 105.13/15 1.1742/46 123.47/51
 NY午後5時 105.15/18 1.1746/48 123.50/54

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円
安の105円前半。ドルは実需の買いを背景に午前の取引で強含んだが、午後には、日本
や香港の株安や、欧米諸国での新型コロナウィルス感染の再拡大などが材料視された結果
、ドルの上値は伸び悩んだ。
    
    ドルは早朝の取引で一時105.05円まで下落し、前日海外市場で付けた安値10
5.04円に迫った。しかし、その後は、実需筋を中心とするドル買いのフローに乗って
、一時105.30円まで上昇した。
    ムニューシン米財務長官が14日、追加の新型コロナウイルス経済対策について、大
統領選前のとりまとめは厳しいとの見方を示した上で、合意に向けて努力を続ける考えを
示したことも、朝方のドル買いの追い風になったという。
    
    しかし、午後の取引でドルは伸び悩んだ。
  日本株の下落や香港株の大幅な続落を背景にリスク回避の円買いが入りやすい環境と
なっていることや、「欧米諸国で新型コロナの感染が再拡大しているため、理屈抜きで、
市場は円買いに傾きやすい」(外為アナリスト)との指摘が出ていた。
    
    市場参加者らによると、株価下落の背景には、中国の電子商取引大手アリババ・グル
ープ         傘下の金融会社アント・グループについて、新規株式公開(IPO)前に
事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加するよう米国務省がトラン
プ米政権に提案したとの報道があるという。            
  これによって、最近は市場のテーマから外れていた米中対立の深刻化に対する懸念が
改めて意識されるようになったという。    
    
    市場では、ドルの下値リスクは限定的との見方も複数の参加者から聞かれた。
    「前回ドルが105円を割れた際にまとまった買いが入り、急反発したことは記憶に
新しい。前日海外では下値攻めに失敗した形となったので、目先は下げ渋るのではないか
」(FX関係者)という。
   「105円付近では大きめのドル買い需要があると聞いている」(アナリスト)との
声も出ている。  
       
    オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は日本時間午前7時過ぎ、政策金利
は少なくとも3年間は引き上げないと予想している、などと発言した。            
    発言が伝わった後、豪ドルは75円前半から74円後半へ下落。7日以来1週間ぶり
安値をつけた。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up