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午後3時のドルは104円前半、民主圧勝なく米長期金利低下

[東京 5日 ロイター] -

午後3時のドル/円は104円前半。米民主党が大統領職と上下両院を制する「ブルーウェーブ」の公算が小さくなったことで、米長期金利が低下し、ドルの上値を抑えた。写真は、ペンシルベニア州議会議事堂前で大統領選の開票打ち切りに反対するグループ。2020年11月4日に撮影。(2020年 ロイター/Nathan Layne)

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 104.29/31 1.1734/38 122.39/43

午前9時現在 104.43/45 1.1730/34 122.51/55

NY午後5時 104.48/55 1.1722/26 122.53/57

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅にドル安/円高の104円前半。アジア株が総じて堅調だったこの日、ドルは一定の底堅さを見せたが、米大統領選の開票が進む中、民主党が大統領職と上下両院を制する「ブルーウェーブ」の公算が小さくなったことで、米長期金利が低下し、ドルの上値を抑えた。

ドルは仲値付近で一時104.22円まで下落したが、日経平均やその他のアジアの株式市場が総じて堅調だったため、103円台を試す機運は盛り上がらなかった。

米国債市場は「ブルーウェーブ」のシナリオが後退したことを織り込み始めた。

「ブルーウェーブが示唆する財政拡張が遠のき、米国債利回りのベアスティープニングの巻き戻しが足元ではまだ続いている」(外国銀)という。

トレードウェブによれば、米10年国債利回りUS10YT=RRは一時0.7345%付近と、前日ニューヨーク市場午後5時05分時点の0.7713%から大幅に低下し、10月16日以来3週間ぶりの低水準となった。

米長期金利の低下は、金利面でのドルの優位性を低下させ、ドル/円の上値を抑えた。

ただ、市場では米長期金利がこのまま低下し続けるとは限らないとの指摘も出ている。「トランプ氏でもバイデン氏でも、財政拡大の基本路線にたいした違いはない。カーブ(利回り曲線)は徐々にスティープニングしていくだろう」(証券会社)という。

米財務省は2日、第4・四半期の政府借入額が6170億ドルになると発表。ブライアン・スミス副次官補は4日、借入額は「1兆ドルの追加支援法案が承認されるという前提を反映している」と述べた。[nL4N2HQ437]

また、「従来の方針に従い、財務省は引き続き資金調達手段を短期債から長期債にシフトさせていく」とも語った。

オフショア人民元は、バイデン氏勝利を織り込みつつ、一時1ドル=6.61元後半と2018年7月以来の元高水準まで上昇した。

人民元高は「バイデン氏のほうが過度の対中強硬姿勢が和らぐ」(外為アナリスト)との見通しを反映したものだ。

早朝の取引では英ポンドが急落。英紙テレグラフは4日夜、イングランド銀行(英中銀)がマイナス金利の導入を検討しているもようだと伝えた。英中銀はきょう金融政策委員会を開く。 [nL4N2HQ5US]

英中銀は、5日の金融政策委員会の政策決定発表時間を従来の1200GMT(日本時間午後9時)から0700GMT(同午後4時)に変更すると発表した。

為替マーケットチーム

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