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午後3時のドルは103円半ば、1カ月超ぶり安値に下落

[東京 16日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日のNY市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の103円半ば。一時は103.42円まで下落し1カ月超ぶりの安値を付けた。写真は各国・地域の紙幣、2016年1月撮影(2020年 ロイター/Jason Lee)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 103.48/50 1.2159/63 125.85/89

午前9時現在 103.64/66 1.2153/57 125.96/00

NY午後5時 103.66/69 1.2151/55 125.95/99

午後3時のドル/円は、前日のNY市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の103円半ば。この日は英ポンドやユーロなどの欧州通貨がじわじわと買われ、米長期金利が低下したことで、ドルは103.42円まで下落し1カ月超ぶりの安値を付けた。

ドルは午前9時過ぎに103.57円まで下落した後、国内勢の買いフローに支えられ、午前10時過ぎに2回、高値103.72円を付けた。午後の取引では、103.50円付近にあった大口のドル買いがこなされたことで103.42円まで下落。11月9日以来の安値をつけた。

英ポンドは1.34ドル前半から後半に上昇。英国と欧州連合(EU)の通商交渉が年内に合意に達するとの期待感が英ポンドの上昇をけん引した。

ユーロは1.21ドル前半から後半に上昇。日本時間17日の早朝に結果が判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米国で超低金利政策が長期化するとの市場の見方が裏付けられるとの期待感がユーロ買い/ドル売りを誘った。

市場ではきょうのドル安や欧州通貨高はFOMCを控えた持ち高調整の一環との見方が出ていた。

今回のFOMCでは、月額800億ドルの米国債、同400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れペースに変化はないとみられるが、購入額の増減を具体的な数値目標とひも付けるガイダンス強化策を決定する可能性が高い。

「FOMC後に、ゼロ金利政策の長期化が意識され米長期金利が低下すればドル売り、米国株が上昇すればリスク選好のドル売り」(アナリスト)とされ、ドル売りバイアスがかかりやすい地合いとなっている。

ガイダンスとの関連で、今回のメンバーの経済見通しには、不確実性およびリスクに関する判断が時間の経過とともにどのように変化したかを示すDIに関して、2種類(各4系列)の新しいグラフが追加される。

日銀はきょう、財務省の外国為替資金特別会計から米ドル資金を60億ドル程度買い入れると発表した。金融機関への外貨資金供給のより円滑な実施に備える目的だという。来年3月末までのいずれかの営業日に、市場の実勢レートで購入する。

一方、NY連銀は他中銀との間に「流動性スワップ協定」を結びドル資金の融通を行っているが、同協定に基づく日銀のスワップ残高は、5月27日のピーク時の2258億3900万ドルから徐々に減少し、12月10日時点でゼロとなった。

為替マーケットチーム

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