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午後3時のドル109円後半、米長期金利低下で軟調

[東京 8日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の109円後半。写真は、1万円紙幣。2010年8月9日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 109.67/69 1.1871/75 130.21/25

午前9時現在 109.84/86 1.1870/74 130.41/45

NY午後5時 109.84/87 1.1870/74 130.37/41

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の109円後半。ドルは109.90円まで上昇したものの、米長期金利の低下や、欧州通貨や資源国通貨の強含みに足を引っ張られ、109円台後半で軟調だった。

ドルは午前9時過ぎに109.90円まで上昇したが、その後は実需の売りなどに押された。午前の取引ではリスク回避の円買いが先行したが、午後に入って、欧州通貨や資源国通貨が緩やかに買われ、ドルは円を含む幅広い通貨に対して弱含む展開となった。

リフィニティブによると、米10年国債利回りは一時1.6598%と、7日のニューヨーク午後5時05分時点の1.6792%から低下し、ドル/円にはネガティブな材料となった。

前日の海外市場は、米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月16―17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に反応薄だったが、東京市場では、議事要旨に現れた変化に注目する声も聞かれた。

7日に公表された議事要旨では「オペを実施する際の必要に応じて、買い入れ額が既定の金額からある程度乖離することを許容する」と明記され、FOMC開催時の「月間約800億ドル規模で実施している米国債の買い入れと、400億ドル規模の住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れの水準を維持する方針」から進展がみられた。

市場では「いつの間にか国債買い入れが増額されている。金融市場は一時、FRBによる早期テーパリング(量的緩和の段階的縮小)を懸念していたが、そうした懸念は取り越し苦労に終わったようだ」と三井住友銀行、チーフストラテジストの宇野大介氏は述べる。

FRBによる国債買い入れの拡充は、バイデン政権下の国債増発による長期金利の上昇圧力に備える動きと同氏はみている。

英ポンドは150円後半で下げ渋った。アストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスワクチンと接種後の脳血栓症の関連性が指摘され始めたことは「直接影響はしていないようだが、市場の関心は集まっている」(トレーダー)との声が出ていた。

英ポンドを巡っては、英プライベートエクイティ(PE)企業のCVCキャピタル・パートナーズが東芝に買収提案したことも話題となっている。買収額は2兆円超とみられる。東芝は慎重に検討するとしている。

為替マーケットチーム

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