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午後3時のドルは108円後半、ユーロは1カ月ぶり高値に並ぶ

[東京 15日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円後半だった。写真はドルとユーロ紙幣、2020年5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 108.90/92 1.1971/75 130.39/43

午前9時現在 108.88/90 1.1981/85 130.47/51

NY午後5時 108.91/95 1.1978/82 130.47/51

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円後半だった。米長期金利が安定しているためドルは方向感を失った状態となった。ユーロは1カ月ぶり高値まで上昇し、豪ドルも堅調だった。

ドルは午前6時過ぎに109.04円の高値を付けた後はじり安となった。実需では比較的大規模の売買が交錯したが、仲値にかけてはオセアニア通貨の上昇が目立ち、オセアニア通貨高/ドル安が一時的にドル/円に波及し、ドルは仲値後に108.81円まで下落した。

原油高や堅調な3月豪雇用統計を受けた豪ドル高で豪ドル/円は84.28円まで上昇し、前日付けた8日ぶり高値に並んだ。

市場では、自民党の二階俊博幹事長が東京五輪について、新型コロナウイルス感染がさらに拡大した場合は開催中止も選択肢になるとの考えを示したことが話題に上っていた。

報道を受けて「円売りや円買いということではなく、先行きの見えづらい円に絡む売買を手控える方向に市場はなびいているようだ」(アナリスト)との見方が聞かれた。

菅義偉首相とバイデン米大統領は日本時間17日未明首脳会談を控えており、対中姿勢についての発言などを見極めたいとの思いも市場の様子見姿勢を強めた。

ユーロは一時1.1990ドルまで上昇。海外高値を小幅に上抜け、3月11日の高値に並んだ。対円でも130.59円まで上昇し、今月7日につけた2年半ぶり高値に迫った。

ユーロ高の手がかりは、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁が14日、「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を22年3月までに終了させることができるだろう」と発言したことがある。

市場では、世界各地で目立ってきた地政学リスクへの懸念が、最近の米金利の低下圧力につながっている側面を指摘する声がもある。「バイデン政権がどの程度のものか、少し試してみようとする動きなのだろう。新政権の外交手腕が早速問われている」(トレーダー)。

イランは今月12日、ナタンズの核施設で発生した異常事態がイスラエルによる攻撃と非難し、報復措置を取ると明言。国際原子力機関(IAEA)によると、14日には核施設の濃縮ウランのレベルを60%に引き上げる準備が完了した。

為替マーケットチーム

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