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東京外為市場・15時=ドル109円後半、1カ月ぶり高値圏で米インフレ指標待ち

    [東京 13日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 109.70/72 1.2072/76 132.44/48
 午前9時現在 109.65/67 1.2075/79 132.42/46
 NY午後5時 109.65/68 1.2069/73 132.40/44

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の109円後半
。ドルは109.78円と約1カ月ぶり高値を付けた後、利益確定や実需の売りに押され109円半ばまで
反落。市場ではきょうの米インフレ指標に対する警戒感が広がっている。
    
    ドルは朝方に109.78円まで上昇し4月12日以来の高値をつけたが、米長期金利の低下、利益確
定売り、実需の売りに押され109.48円まで押し戻された。その後は小幅に持ち直したが、4月の米生
産者物価指数(PPI)を今夜に控えて様子見ムードが広がった。
    
    前日発表された4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を大幅に上回る結果となったことで、ド
ルは108円後半から109円後半まで急上昇した。
    市場では、株価が世界的に不安定化する中、企業収益の観点からCPIよりPPIへの関心が高いとの
指摘が聞かれる一方、「インフレ懸念という同じテーマで市場が2回ショックを受ける可能性はそれほど大
きくないのではないか」(外国銀)との見方もある。
    
    4月の米CPIの発表を経て、市場参加者の期待インフレ率を示すブレーク・イーブン・インフレ率(
BEI)は現在256ベーシスポイント(bp)付近と、2013年3月以来の高水準に達している。
    米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は12日、物価上昇は一時的との見解をあらためて示す
一方で、「インフレ率を低下させるために行動することをちゅうちょしない」と表明した。
    市場では「FRBが6月のFOMCでテーパリング(量的緩和の段階的縮小)の地ならしをするとの思
惑が再燃しつつある」(アナリスト)という。
    
    前日の海外市場では市場のセンチメントが悪化し、資源国通貨への売り圧力が強まったが、東京時間に
入ってからも買い戻しの動きは乏しかった。しかし、カナダドルは底堅さを保ち、加ドル/円は90円半ば
と2018年1月以来の高値圏にとどまった。
    ソニーフィナンシャルHD・金市場調査部のアナリスト、森本淳太郎氏は「資源国通貨は市場のセンチ
メントにダイレクトに連動する」と指摘。ただ、先進国の中でも先行してテーパリングに向かうカナダは金
融政策への注目度が高いといい、「いち早く金融政策の引き締めに着手するとの思惑から、加ドルが買われ
ているのではないか」との見方を示した。

    
 (為替マーケットチーム)
 
 
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