for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

東京外為市場・15時=ドル109円半ば、株高より米長期金利低下に反応

    [東京 14日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 109.49/51 1.2095/99 132.44/48
 午前9時現在 109.51/53 1.2075/79 132.24/28
 NY午後5時 109.45/48 1.2078/82 132.23/27

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109円
半ば。実需のドル買いや株高を受けてドルは一旦強含んだが、米長期金利が緩やかに低下
するのを眺めつつ、次第にドル売りに傾斜していった。
    
    きょうは実質的な五・十日に当たり、午前の取引では実需の買いフローが目立ったと
いう。日経平均は大幅に反発したが、ドルは株高には反応薄で、「米長期金利が昨日から
じわじわ下がってきていることで、目線が下向きになった」(アナリスト)という。
    リフィニティブによると、米10年国債利回り           は1.6522/1.6
505%の気配。同利回りは前日一時1.7069%まで上昇したが、その後は低下傾向
をたどっている。
    
    ドル/円は前日からきょうにかけて109.41―109.78円と極めて狭いレン
ジに収まっている。
    先週末から今週中は、米国の雇用統計やインフレ関連指標が公表されたこともあり、
市場は次の手掛かり材料を探っている状況だ。
    今晩は米国で4月の小売売上高が公表されるが、マーケットは既に良好な内容を織り
込んでおり、「良い結果が出た場合は(為替市場の)反応は限定的となるとみられるが、
仮に弱い結果が出たら注意が必要だ」(楽天証券・FXディーリング部、荒地潤氏)とい
う。
   
    今晩には、欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨が公表される予定。
    市場の一部では、ECBがテーパリング(量的緩和の段階的縮小)に向けて着手し始
めるのではないかとの見方も出ており、「前回会合の議事要旨からタカ派的な発言などが
確認されるか見極めたい」(国内証券筋)という。
    緩和縮小に向けたヒントが得られれば、出口戦略に向けて(ECBが)動き始めてい
るとの見方から、同筋は「ユーロ買いにつながるのではないか」とみている。
    マーケットの関心は各国中央銀行の金融政策に向かっており、「特に、金融政策の正
常化に向けた動きが先行するカナダや、テーパリング議論が進むとみられる米国、オース
トラリアに注目」(SMBC日興証券・金融経済調査部アナリスト、山崎祐司氏)との声
が聞かれた。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up