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東京外為市場・15時=ドル109円後半、米雇用統計待ちで様子見姿勢強まる

    [東京 2日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 109.96/98 1.1841/45 130.23/27
 午前9時現在 110.08/10 1.1838/42 130.35/39
 NY午後5時 109.99/02 1.1837/41 130.26/30

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安
/円高の109円後半。前日発表された米雇用関連指標が予想を著しく下回り、明日の米
雇用統計に警戒感が高まるなか、東京市場では様子見ムードが広がった。
    
   ドルは朝方の取引で、国内勢のドル需要に支えられ110.12円まで上昇した。し
かし、その後は日経平均が上げ幅を縮小したことなどで109.91円付近までじわじわ
と売られた。
    
    バンク・オブ・アメリカのチーフ為替・金利ストラテジスト、山田修輔氏は、ADP
雇用報告がネガティブサプライズとなったことで「ややドルの目線が下がってきている印
象だ」と指摘。
    明日には、8月の米雇用統計の公表を控えているが、「ADP雇用報告は民間企業の
統計で、必ずしも米雇用統計と関連性が高いわけではないので、そこまで警戒する必要は
ないのではないか」(山田氏)という。
    
    シティ・リサーチによると、8月の雇用統計で50万人以上の雇用増が示されれば、
米連邦準備理事会(FRB)は今月の連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(
量的緩和の縮小)計画を発表、もしくは強く示唆する可能性が高いという。
    
    ユーロ/ドルは1.18ドル前半から半ばで底堅かった。
    昨日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁が、ユーロ圏
の物価情勢について、このところ物価を押し上げている一時要因が基調的なものになる可
能性があり、ユーロ圏のインフレ率がECB予想を上回るリスクがあるとの見方を示した
ことや、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)に言及したことが、ユーロ高の背
景。
    ワイトマン氏は、経済が回復し、インフレが上向く中、ECBはPEPPの終了に向
け準備し始める必要があると語った。
    
    市場では「金融政策の正常化について、ECBがFRBを追い越すことはないと思う
が、このところECBのタカ派な姿勢が目立つ」(外為アナリスト)との意見が聞かれた
。
    また、「欧州では新型コロナの新規感染者数の増加が鈍化していることや、ワクチン
普及の効果で死亡者数が抑えられており、ユーロを買い戻す動きにつながっているのでは
ないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。

    
 (為替マーケットチーム)
 
 
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