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午後3時のドルは111円半ば、1年4カ月ぶり高値圏

[東京 2日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の111円半ば。写真は100ドル紙幣。2009年11月3日に米コロラド州のウエストミンスター銀行で撮影。(2021年 ロイター/Rick Wilking)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 111.59/61 1.1839/43 132.14/18

午前9時現在 111.56/58 1.1843/47 132.14/18

NY午後5時 111.50/53 1.1848/52 132.15/19

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の111円半ば。ドルは朝方一時111.66円と昨年3月以来の高値を付けたが、同月の高値111.71円が上値抵抗線として意識されたことで伸び悩んだ。午後は米雇用統計を今夜に控えた様子見ムードが広がった。

ドルは仲値付近で111.66円まで上昇し、1年4カ月ぶり高値を付けた。しかし、昨年3月24日に付けた高値111.71円が目先のレジスタンスとして意識されたことで、上値追い機運が盛り上がらず、利益確定売りに押された。

米10年債利回りは1.46%台で停滞。「ドルが112円を目指すには米金利以外の強い材料が必要になるだろう」(楽天証券・FXディーリング部、荒地 潤氏)との声が聞かれた。

一方、国内輸入企業や機関投資家など、108―109円台でドルを買いそびれた国内勢の目線が上がってきているとの指摘もあり、「目先は110円台近辺でも買いが入り、ドルは底堅く推移するのではないか」(国内証券)という。

市場では、今夜の6月米雇用統計が労働市場の回復を示す強い結果になるとの見方が増えつつある。

インフレ率のオーバーシュートを容認しなくなりつつあるFRBの姿勢に呼応する形でドル高が進行しているが、「今夜の米雇用統計を受けてイールドカーブの形状がどうなるのか注目される」とSMBC日興証券のチーフ為替・外債ストラテジスト、野地慎氏は言う。

3月の米国債市場でイールドカーブが極端にスティープニングしたのは、FRBがインフレ率のオーバーシュートを容認するという前提があったためで、それがなくなった今は、非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想を上回れば、利回り曲線全体が押し上げられる可能性があると同氏は見ている。

今日は、中国株や香港株が大幅安となり、特にクロス円でリスク選好の円売りが広がりにくい環境だった。ユーロ/円は132.23円から132.10円まで下落。豪ドル/円も83円前半で軟調だった。

市場では、「中国共産党創立100年記念式典が無事に終わったことから、イベント通過に伴う売りがでているようだ」(金融機関)との声が聞かれた。

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