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午後3時のドル108円後半、米長期金利の低迷でじり安

[東京 21日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円後半。写真は、イラスト化されたドル紙幣。2020年5月26日に撮影。(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 108.73/75 1.2231/35 133.02/06

午前9時現在 108.85/87 1.2223/27 133.07/11

NY午後5時 108.75/78 1.2226/30 133.03/07

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円後半。前日発表された米指標が弱く、米長期金利が低下したことで、ドル/円の上値は限定される一方で、株高や実需の買いで下値は支えられた。

ドルは実需の買いフローなどを受け、仲値付近で高値108.90円を付けた。しかし、米長期金利が1.63%台で伸び悩んだことやクロス円が弱含んだため、短期筋はドル買いに慎重となり、午後3時過ぎまでに108.69円付近まで押し戻された。

きょうは、フランス、ドイツ、ユーロ圏、米国の購買担当者景気指数(PMI)が発表予定で、関心が寄せられている。

ドル/円の先導役は引き続き米長期金利だが、最近は米長期金利が膠着感を強めていることで、方向感が出にくい状況となっている。

FXcoin取締役の上田眞理人氏は「市場は米長期金利にやや飽きてきた感がある。ただ、(デイトレーダーと呼ばれる)一部の短期筋は、非常に細かい(長期金利の)動向も見落とさず、ドル/円の超短期売買の材料に使っているようだ」と指摘する。

米長期金利を巡っては、4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、複数の政策担当者がテーパリング(量的緩和の段階的縮小)の討議を開始することが適切との見解を示すなど、これまでの「慎重一辺倒」からの変化もみられる。

東京時間の米10年国債利回りは1.63%台で小動きに終始した。前日ニューヨーク市場終盤には1.6284%だった。

ユーロ/円は朝方の高値133.19円から一時133.03円まで軟化したが、ユーロ/ドルは1.2239ドルまで上昇し、強さを保った。

ソニーフィナンシャルHD・アナリスト、森本淳太郎氏は、ワクチン接種が進展したことによる景気回復期待がユーロを支えてきたとみているが、「期待先行で上昇してきた分、その期待が現実になってしまうと、徐々に次の材料を探る動きになり、騰勢が弱まる可能性もある」という。

一方、「ユーロ高が継続すれば、全般的なドル安でドル/円も下押し圧力がかかりやすいだろう」(外国証券)との声も聞かれる。

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