August 27, 2019 / 6:40 AM / 2 months ago

ドル105円後半、人民元は連日11年半ぶり安値更新

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の105円後半。きょう27日は輸出企業によるドル売りがドルの上値を抑えたほか、米長期金利の低下が進んだことで、ドルはじり安の展開となった。米国の対中制裁関税第4弾の発動を5日後に控えた人民元は11年半ぶり安値を更新した。

 8月27日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の105円後半。写真は3月撮影(2019年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

ドルは早朝の取引で106.15円まで上昇したが、月末を控えた輸出企業のドル売りが流入し、105円台に押し戻された。その後は米長期金利の低下や人民元安、米中通商協議再開に対する懐疑的な見方などからドルの上値は重くなった。

米10年国債利回りUS10YT=RRは1.53%後半から1.51%後半に反落した。

前日は、トランプ米大統領の発言をきっかけに米中通商協議再開への期待がいったん膨らんだ。

しかし、きょうは「状況は全く変わっていないのだと思う。つまり、米中協議はデッドロック中だ。交渉の早期再開も決着もないだろう」(FX会社)との声や、「トランプ氏ゆえに、いつまた逆のことを言うか分からない」(証券会社)といった声が聞かれ、期待感から買い進まれたドルが売り戻される格好となった。

中国人民銀行は人民元の基準値を2008年3月18日以来の元安水準となる1ドル=7.0810元に設定した。ただ、同基準値はロイターが今朝試算した7.1055元に比べて元高水準だった。

市場筋によると、人民銀行は基準値を7.1元以下に抑えるべく、国有銀行を通じて基準値設定前にドル売り/元買いを実施し、オフショア人民元CNH=D3は早朝の安値7.17元付近から、基準値発表直前の7.15元後半まで急上昇した。

オンショア人民元相場CNY=CFXSは1ドル=7.1445元で取引を開始した後、7.1649元まで下落し、2008年3月以来11年半ぶりの安値をつけた。

トランプ米大統領は26日、日本の自動車に対する輸入関税引き上げについて、「現時点では」検討していないと述べた。

日米通商交渉が原則合意したことについて米通商代表部(USTR)の説明を受けた米企業の幹部は、「第一段階」の合意には日本から輸入する特定の工業製品の関税引き下げが含まれているが、日本車や日本製自動車部品の関税は下げられず、通貨問題といった非関税障壁にも対応していないと述べた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 105.68/70 1.1101/05 117.33/37

午前9時現在 105.96/98 1.1099/03 117.75/79

NY午後5時 106.12/15 1.1100/04 117.76/80

為替マーケットチーム

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