[東京 12日 ロイター] - 正午のドルは前日NY市場終盤の水準から 小幅安の108円前半。日本の連休を控えて実需を中心に買いを集め、一時108.61円まで上昇したが、一巡後は戻り売りに押された。
市場では、前日にいくつかの米地区連銀総裁が利下げに慎重姿勢を示したことが話題となった。アトランタ連銀のボスティック総裁は6月雇用統計を考慮すると、金利据え置きが妥当との見解を表明。リッチモンド連銀のバーキン総裁も、利下げの根拠は乏しいなどと主張した。
ただ両氏ともに、今年のFOMCでは投票権を持っていない。「投票権を持つメンバーと発言のバランスを取ろうとしているのではないか