[東京 20日 ロイター] - 正午のドルは前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の106円前半。仲値にかけて輸入企業のドル買い/円売りが出て、じり高となった。その後もユーロ/円や英ポンド/円などクロス円が堅調に推移。ドルは106.30円まで上値を伸ばした。
あすの米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが確実視されている。市場の注目は、FOMCメンバーの政策金利見通しの分布を示す「ドット・チャート」で、これがタカ派的と受け止められれば、ドル買いで反応するとみられている。ただ、金利が急上昇した場合は株価に悪影響を与えて円高となる可能性もあるため注意が必要だ。