[東京 5日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日東京市場午後5時時点とほぼ同水準の110.41/43円。
五・十日にあたるこの日は、仲値前に110.61円と午前の高値をつけた後、売り物に押され110.29円まで下落した。その後は110.40円付近で膠着気味となった。
市場参加者は、明日に迫った米中双方による340億ドルの輸入品に対する25%の関税賦課を見届けるべく、取引を手控え気味で、閑散相場となった。
オフショア人民元CNH=D3は6.6478元付近で前日終盤とほぼ同水準。軟調な上海株.SSECはこの日も小幅安となっている。
「中国当局は意図的に人民元安誘導をしてきたが、海外からそうした批判をかわすためには、今のように時折、元高にするのがよいと考えているのだろう」(国内銀)との見方が聞かれた。