[東京 29日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の105.90/92円。
午前の取引では実需筋の売りが散見されたほか、米長期金利が再び1.45%を割り込んだことで、ドルの上値が重くなった。
市場では「(米国債市場で)逆イールドが定着しそうなこと、株式市場が、逆イールドが示唆する景気減速を警戒していることなどで、(外為市場も)リスクオンになりにくい」(国内銀)との意見が聞かれた。
現在、2年債利回りと10年債利回りのスプレッドUS2US10=TWEBはマイナス4.5ベーシスポイント(bp)。前日の海外市場ではマイナス6.5bpまで拡大した。