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来週のドル/円は下値リスク警戒、イベントはFOMCに注目

[東京 21日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、下値リスクが警戒される。米株高が維持されればサポート要因となりそうだが、対ユーロでドル安が進んだり、トランプ米大統領の政権運営に不利な情報が出たりすれば、111円割れの可能性もあるという。イベントでは米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目される。

 7月21日、来週の外為市場でドル/円は、下値リスクが警戒される。米株高が維持されればサポート要因となりそうだが、対ユーロでドル安が進んだり、トランプ米大統領の政権運営に不利な情報が出たりすれば、111円割れの可能性もあるという。写真は6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

予想レンジはドルが110.50―113.50円、ユーロが1.1450―1.1750ドル。

6月の米消費者物価指数(CPI)、小売売上高が市場予想を下回り、米国の年内追加利上げに懐疑的な見方が出る中、今週は米上院共和党によるオバマケア改廃への取り組みが頓挫し、トランプ政策の先行き不透明感が強まった。

さらに、トランプ大統領の「ロシアゲート」疑惑を追及するモラー特別検察官が、捜査対象を拡大したことが報じられた。トランプ大統領にマイナスとなるニュースが追加で出てくればドルが売られそうだ。

一方、米経済指標が良好で、トランプ政権に対する懸念も広がらなければ、ドルは113円台に戻す可能性もあるという。米株式が高値を維持し、日経平均も底堅く推移すれば、リスク選好的に円が売られる可能性もある。

<ユーロの堅調地合い続くか>

今週は、ユーロ/ドルでのユーロ買い/ドル売りが強まり、ドル/円の水準が切り下がった部分もあった。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の理事会後の会見は強弱入り混じった内容だったが、市場はタカ派的な部分に反応し、ユーロが買われた。ユーロ買い/ドル売りの流れが強まれば、ドル/円が110円台に向かう可能性もあるという。

<FOMC声明文、バランスシート縮小のヒントあるか>

イベントとしては、25─26日開催のFOMCが最大の注目。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見はないことから、声明文でバランスシートの縮小に向けたヒントが示されるか、景気やインフレの動向にどのような認識が示されるかなどがポイントになりそうだ。

経済指標は、24日に米6月中古住宅販売件数、25日に日銀金融政策決定会合議事要旨(6月15━16日開催分)、米7月コンファレンスボード消費者信頼感指数、26日に英4─6月期国内総生産(GDP)、米6月新築住宅販売件数、27日に米6月耐久財受注、28日に日本6月全国消費者物価指数(CPI)、米4─6月期GDPなどがある。

為替マーケットチーム

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