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ドル堅調地合い継続、一段の上昇も 米FRB高官の発言に注目=来週の外為市場

 9月22日、来週の外為市場では、米金利先高を背景にドルは堅調地合いが継続するとみられる。写真は2016年1月撮影(2022年 ロイター/Jason Lee)

(見出しを修正します)

[東京 22日 ロイター] - 来週の外為市場では、米金利先高を背景にドルは堅調地合いが継続するとみられる。米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言やウクライナ情勢の緊迫化を背景とした安全資産需要で、ドルは一段高となる可能性がある。月末絡みのフローも出るとみられ、荒い値動きが続きそうだ。

予想レンジはドル/円が142.50━146.50円、ユーロ/ドルが0.9650―1.0050ドル。

9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利見通し(ドットチャート)が上方修正され、米FRBのタカ派姿勢が改めて確認された。「米金利先高観からドルの優位性は続く」と、上田東短フォレックスの営業企画室長、阪井勇蔵氏はみる。

防衛ラインとみられていた24年ぶりの高値水準である145円を抜けたことで、ドルは上方向を目指しやすい。複数の米FRB高官による講演が予定されており、タカ派的な内容と受け止められれば、ドルは一段と上昇する可能性がある。

ドルは一時的に下落しても、「絶好の買い場」と見られるなど、市場参加者の押し目買い意欲も強い。SBI証券の外国為替室部長、上田眞理人氏は、ポジションの偏りで調整が入ったしても限界があるとし、「日本と欧米の金利差はますます拡大する。(現状のドル/円は)142円で下値は固い」と見方を示す。

ロシアのプーチン大統領の軍動員令を受けてウクライナ情勢が緊迫化しており、ユーロやポンドなど欧州通貨が大きく売られる一方で、安全資産としてもドルは選好されやすい。

一方、日本当局者によるレートチェックや為替介入に対する警戒感も広がっている。ただ、「仮に実施されたとしても、ドル高のトレンドを変えることは難しい」(ステート・ストリート銀行東京支店・共同支店長 若林徳広氏)との声が聞かれる。

ユーロ/ドルは、ウクライナ情勢緊迫化やエネルギー供給不安を背景に「買い材料が乏しい」(国内金融機関)とみられ、下値を模索する動きが強まりやすい。

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