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来週は米政権の混乱と北朝鮮リスクで一段のドル安も
2017年8月18日 / 06:46 / 3ヶ月後

来週は米政権の混乱と北朝鮮リスクで一段のドル安も

[東京 18日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、下値リスクが意識されている。トランプ米政権の混乱が深まる中、米株式市場が軟調に推移すればリスク回避が広がり、円やスイスフランなど逃避先通貨の買いが進みそうだ。また、北朝鮮情勢への懸念が拭えず、地政学リスクも円への逃避買いを招きやすい。

 8月18日、来週の外為市場でドル/円は、下値リスクが意識されている。トランプ米政権の混乱が深まる中、米株式市場が軟調に推移すればリスク回避が広がり、円やスイスフランなど逃避先通貨の買いが進みそうだ。また、北朝鮮情勢への懸念が拭えず、地政学リスクも円への逃避買いを招きやすい。写真は都内で2014年1月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

予想レンジはドルが108.00―110.50円、ユーロが1.1600―1.1900ドル。

「トランプ大統領の求心力の低下がドルを圧迫している。今後の政策運営も後手に回ると考えられ、ドルの下値リスクが意識されやすい」とトウキョウフォレックス上田ハーローの阪井勇蔵氏は指摘する。

17日の海外市場では、スペイン東部バルセロナでの車突入事件に関する報道や、ゲーリー・コーン国際経済会議(NEC)委員長の辞任憶測を受けて、安全資産とされる米国債が買い進まれ、米株安とドル安が進んだ。

北朝鮮を巡っては、日米両政府が17日ワシントンで外務・防衛担当閣僚会議を開催。北朝鮮の脅威に対抗するため、日米両国が一層緊密に連携しつつ、防衛協力を強化することで一致した。

一方、21日には米韓の軍事演習が予定されており、軍事演習を巡って北朝鮮が挑発行動にでる可能性もあるとみられている。

米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれるシンポジウムでは、米連邦準備理事会のイエレン議長が日本時間25日午後11時に講演する予定。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は金融政策に関する新たなメッセージを打ち出さない見込みで、「イエレン議長の講演に改めて関心が注がれている」(阪井氏)という。

ECBは17日、前月7月20日の理事会の議事要旨を公開、ユーロの過度の上昇に対する懸念が理事会で浮上したことが判明した。

市場では「ECBのけん制で当面ユーロの上値は1.20ドル付近になるだろう」(国内銀)との意見がでていた。

為替マーケットチーム

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