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米政権の混乱と北朝鮮リスクで一段のドル安も=今週の外為市場
2017年8月20日 / 23:16 / 3ヶ月後

米政権の混乱と北朝鮮リスクで一段のドル安も=今週の外為市場

[東京 21日 ロイター] - 今週の外為市場では、引き続きドルの下値リスクが意識されている。トランプ米政権の混乱が深まる中、米株式市場が軟調に推移すればリスク回避が広がり、円やスイスフランなど逃避先通貨の買いが進みそうだ。また、北朝鮮情勢への懸念が拭えず、地政学リスクも円への逃避買いを招きやすい。

 8月21日、今週の外為市場では、引き続きドルの下値リスクが意識されている。トランプ米政権の混乱が深まる中、米株式市場が軟調に推移すればリスク回避が広がり、円やスイスフランなど逃避先通貨の買いが進みそうだ。6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

予想レンジはドルが108.00―110.50円、ユーロが1.1600―1.1900ドル。

「トランプ大統領の求心力の低下がドルを圧迫している。今後の政策運営も後手に回ると考えられ、ドルの下値リスクが意識されやすい」とトウキョウフォレックス上田ハーローの阪井勇蔵氏は指摘する。

ホワイトハウスは18日、スティーブン・バノン首席戦略官の更迭を発表した。市場では、バノン氏が保守強硬派で白人至上主義を助長しているとの見方もあった。

また、きょうから米国と韓国による定例の合同軍事演習が予定されているが、北朝鮮は演習に反発する姿勢を強調しており、市場では、北朝鮮による反応が懸念されている。

「不測の事態が起きなければ、北朝鮮を巡る過度な懸念が後退し、円売りが進む可能性もある。ただ、今週はジャクソンホールのシンポジウムを控え、ポジションを傾けにくい」(阪井氏)という。

米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれるシンポジウムでは、米連邦準備理事会のイエレン議長が日本時間25日午後11時に講演する予定。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は金融政策に関する新たなメッセージを打ち出さない見込みで、「イエレン議長の講演に改めて関心が注がれている」(阪井氏)という。

ECBは17日、前月7月20日の理事会の議事要旨を公開、ユーロの過度の上昇に対する懸念が理事会で浮上したことが判明した。

市場では「ECBのけん制で当面ユーロの上値は1.20ドル付近になるだろう」(国内銀)との意見がでていた。

為替マーケットチーム

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