February 23, 2018 / 8:38 AM / 8 months ago

来週のドル/円は気迷い、米金利・株価見極め FRB議長の証言注目

[東京 23日 ロイター] - 来週の外為市場で、ドル/円は気迷い相場となりそうだ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、米金利・株価がどのように動くか見極めようとしている向きが多い。

 2月23日、来週の外為市場で、ドル/円は気迷い相場となりそうだ。昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

予想レンジはドルが105.50━108.50円、ユーロが1.2200―1.2450ドル。

今週は16日につけた安値105.54円からの戻りを試したが、107円後半で上値を抑えられる展開となった。反発局面はいったん終了したとみられ、市場参加者は次の方向を見定めようとしている。

特に注目されるのがパウエルFRB議長の議会証言だ。

1月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、FOMCメンバーがインフレや景気見通しに自信を深め、利上げを継続する必要があるとの見方を強めていたが、株価急落前の内容だけに参考にならない、との指摘がある。

「パウエル氏は自身の発言がどのようなインパクトを与えるか熟知している。イエレン氏と同様の緩やかな利上げ路線を示して市場に安心感を与えるのではないか」(国内金融機関)との見方が出ていた。米金利が落ち着き、日米株高となる中、パウエル証言が好感されれば、108円台への上昇もあり得る。

一方、金利の動向が不安定で、株価が崩れたり、北朝鮮問題がクローズアップされたりすれば、再び105円台という展開もあるという。この時期、企業のリパトリエーション(本国への資金還流)が材料にされやすいことも認識しておきたい。

米国では、新築住宅販売件数、耐久財受注、コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、個人所得・個人支出、ISM製造業景況指数など各種重要指標の発表もある。

<イタリア総選挙の観測報道に注意>

欧州中央銀行(ECB)が22日に公表した1月25日の理事会の議事要旨では、政策の正常化の伝達スタンスを変更するのは時期尚早との考えが示されていた。ユーロは弱地合いが意識される。

イタリアの総選挙が3月4日に迫っており、反体制派政党「五つ星運動」に関する観測報道などで政治不安が再燃すれば、ユーロは売られる可能性がある。ただ、市場では「去年のフランス大統領選に比べると注目は高まっておらず、波乱もなさそう。ユーロも1.22ドル付近を下値めどとしてショートカバーが入りやすい」(ブローカー)との声もある。

為替マーケットチーム

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