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来週のドルは米雇用統計にらみ様子見、欧州通貨は堅調維持か

 5月28日、来週の外為市場でドルは5月の米雇用統計発表をにらみ方向感なくもみあう展開が予想されている。昨年3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[東京 28日 ロイター] - 来週の外為市場でドルは、6月4日に公表を控えている5月の米雇用統計をにらみ、方向感なくもみあう展開が予想されている。米長期金利が1.6%台で安定していることからドル買いには勢いはないという。

そうした中、投資家の関心は堅調なユーロなど欧州通貨に集まりやすい。

予想レンジはドルが108.40━110.40円、ユーロが1.2100―1.2300ドル。

足元のドル/円相場は、全体的な円安を背景にドル高/円安基調となっている。

来週のドル/円は、米雇用統計の内容を見極めたいとの思惑から「109円後半中心にもみあい続く可能性が高い」(三菱UFJ銀行・チーフアナリスト、内田稔氏)との見方が出ている。

4月の雇用統計では非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を大幅に下回る結果となったが、市場からは「単月の統計だけではなく、5月、6月の内容をみて米国の労働市場の現状を見極めたいとのムードが強い」(国内銀行)という。

米10年債利回りはここのところ、1.5%台後半から1.6%台前半で安定し、ドルの弱さにつながっている。三菱UFJ銀行の内田氏は「米長期金利の上昇が一服している状況では、株高・リスクオンムードになりやすく、ドルや円は買われにくい地合いとなりそうだ」と話す。

一方、ユーロや英ポンドなど欧州通貨は底堅く推移する見通し。クロス円では、さらに円安が進行する可能性が高いとの見方もあった。

主なスケジュールでは、米国で5月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 、欧州圏で4月失業率、4月小売売上高などが公表予定となっている。

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