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米長期金利停滞でドル上値重い、欧州通貨は堅調か=来週の外為市場

[東京 25日 ロイター] - 来週の外為市場では、米長期金利の上昇圧力が停滞する中でドル/円は上値の重い展開となりそうだ。ドル上昇をけん引してきた米10年債利回りは足元、1.49%台でもみあいとなり、市場では米長期金利の上昇一服感がドルの上値を抑える要因になっているとの見方が出ている。一方、FOMC(米連邦公開市場委員会)後に弱含んでいたユーロは、下落の反動から上昇に向かうとみられている。

予想レンジはドルが109.70━111.70円、ユーロが1.1850―1.2050ドル。

三菱UFJ銀行のチーフアナリスト、内田稔氏は、来週は「米長期金利が上昇する局面にはなりづらく、リスクオンムードが広がりやすい」と指摘。また、先週のFOMC後にドルが上昇した反動で「来週はドルが若干弱含む可能性がある」(内田氏)という。

ドル/円相場は今週111円台に乗せ、約1年3カ月ぶりの高水準となったが、「111円という水準はやや割高感も意識され、さらに上値を試すのは難しそうだ」(国内銀行)との見方が出ていた。

一方、ユーロ/ドルは小幅に上昇する見通し。FOMCでFRB(米連邦準備理事会)のタカ派シフトが確認されて以降、ユーロ/ドルは節目の1.20ドル割れとなり、弱い地合いが続いていた。

だが、「来週はユーロ下落の反動とリスク選好地合いが支えとなり、ユーロ高に傾きそうだ」(三菱UFJ銀行・内田氏)との声が聞かれた。

主なスケジュールでは、国内では5月失業率、有効求人倍率などが公表予定となっている。海外では、米国で6月失業率などが発表される予定。

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