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米インフレの警戒感続く、ドルは上昇圧力継続か=今週の外為市場

[東京 17日 ロイター] - 今週の外為市場では、米国のインフレ懸念がくすぶる中、米長期金利には上昇余地があるとの見方から、ドル高圧力が継続するとみられている。ただ足元では、米長期金利が上昇する局面では株式市場が軟調になる場面が多く、株安となった場合はリスクオフの円買いが進むとみられている。

予想レンジはドルが108.50━110.50円、ユーロが1.1950―1.2200ドル。

4月の米消費者物価指数(ⅭPI)は市場予想を大きく上回る伸びとなり、金融市場には動揺が広がった。市場参加者の間では、商品市況の高騰を反映する形でCPIも大きく上昇し、「インフレは一時的ではないか」(三菱UFJ銀行のチーフアナリスト・内田稔氏)との見方も聞かれる。

だが、マーケットでは依然としてインフレへの警戒感がくすぶっている。米金利にはまだ上昇余地があることから、「米長期金利が上昇した場合はドル高圧力が強まりやすくなるだろう」(内田氏)という。

一方、米金利の上昇と同時に株安が起こることも予想され、株式市場の動向によってはリスクオフの円買いが進行するとみられている。「ドル/円は110円台まで上値を試す可能性もあるが、110円台をキープするのは難しいだろう」(国内銀行)との声が聞かれた。

主なスケジュールでは、国内では1―3月期の実質国内総生産(GDP)、4月全国消費者物価指数(CPI)が公表予定となっている。海外では、ユーロ圏で1―3月期域内総生産(GDP)改定値、米国で米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などが発表される予定。

為替マーケットチーム

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