May 6, 2020 / 11:15 PM / 22 days ago

円相場、暴騰回避も堅調続く=今週の外為市場

[東京 7日 ロイター] - 今週の外為市場では、一段の円高リスクに警戒が必要だ。円は、連休中の暴騰こそ免れたものの、リスクオフムードの下で堅調地合いが継続。ドルはきょう未明に105.98円まで下落し、3月17日以来2カ月ぶり安値を更新した。

予想レンジはドルが105.00━108.00円、ユーロが1.0700―1.0900ドル。

連休中は円とドルが堅調。各国経済指標の記録的悪化、新型コロナウイルスの広がりをきっかけとする米中対立への懸念、ドイツ連邦銀行(中央銀行)の国債買い入れ停止の可能性が浮上したことなどが話題となった。

あす8日には、大幅な悪化が予想される4月米雇用統計が発表される。非農業部門雇用者数の事前予想は、2185万3000人減。金融危機の2009年3月に記録した80万人を大幅に超える落ち込みとなり、失業率も16%と1982年11月の10.8%を上回る見通し。

きょうは連休明けで国内勢の買いが入りそうだが、あす8日に大幅悪化が予想される4月米雇用統計の発表を控えていることなどを考慮すると、積極的に上値を買い上がる動きは期待薄だ。連休明けの市場では、クロス円の続落を予想する声が出ている。

ユーロは現在114円半ばと16年11月以来3年半ぶり安値を、トルコリラは14円後半と過去最安値を更新している。

ドル堅調の背景は、リスクオフムードだけではない。米ボーイングは30日、250億ドル相当の起債を行った。当初は100億─150億ドルで起債を検討していたが、関係筋によると、750億ドル相当の需要があり、大幅に増額した。

リフィニティブによると、今回の起債は投資適格級の中で今年最大で、過去6番目の規模となる。「米連邦準備理事会(FRB)の前向きな姿勢が市場を後押ししている」(FX関係者)という。

為替マーケットチーム

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