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円安一服か、短期筋の売り一巡=来週の外為市場

[東京 19日 ロイター] - 来週の外為市場では、円安が一服となる展開を想定する声が出ている。ドルが年初来高値を更新すると同時に、昨年来円を買い仕掛けてきた短期筋の売り戻しが大きく進展しており、個人投資家の間でも買い持ち戦略を見直す動きが広がっている。

予想レンジはドルが104━107円、ユーロが1.19―1.21ドル。

今年に入り、主要通貨の中で最も大きく下落しているのは円。複合要因で発生した想定外のドル高で、短期筋の円買い戦略が見直しを迫られたためだ。

米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめるIMM通貨先物の非商業部門の取組状況によると、円の買い越し幅は今年1月前半時点で、16年10月以来4年4カ月ぶり水準まで膨らんだ。

一方、ドルは1月6日の102.59円を安値として、今月17日の高値106.22円まで3.6円上昇した。この過程で投機の円買いが次々とのみ込まれていく姿は、その後買い越しが減少し続けるCFTCのデータにも表れている。

さらに、普段は円売りを基本戦略とする個人投資家の間にも変化が生じてきた。金融先物取引業協会によると、店頭外国為替証拠金取引取扱51社を通じた個人投資家のドルの買い持ち額は、1月末時点で差し引き7455億円と前月の2兆1952億円から一気に7割減少した。

ドルの106円台は、この半年程度の値動きの上限。心理的に戻り売りが出やすく、今期の予想レートを105円付近に設定する多くの輸出企業にとっても、絶好の売り場となる。

テクニカル的には、200日移動平均線が走る105円半ばを下抜ければ「104円半ば付近まで円が買われる姿も描ける」(外銀)。米株の調整ムードが続くようなら、円買い機運が高まりやすい状況といえる。

為替マーケットチーム

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