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ドル上値の重い展開か、米長期金利の上昇一服で=今週の外為市場

[東京 4日 ロイター] - 今週の外為市場では、米長期金利の上昇が一服していることからドルは上値の重い展開が予想されている。米金利の急上昇で株式市場が不安定化しており、リスク回避がさらに強まればクロス円などで円を買う動きが活発になるとみられる。引き続き、米雇用統計などの指標の結果を受けた金利の動向に左右される展開となりそうだ。

予想レンジはドルが110.00━111.50円、ユーロが1.1500―1.1700ドル。

9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降、米国の金融緩和縮小の織り込みが進み、米10年債利回りは急上昇し節目の1.5%を回復した。ただ、足元では上昇の勢いが鈍っており「(米金利上昇につれた)ドル買いの流れにも、いったん調整が入るのではないか」(三菱UFJ銀行のチーフアナリスト・内田稔氏)とみられている。

もっとも、市場ではドル先高感は根強い。今後も、米金利の一段の上昇を見込んでドルは再び112円台を目指すとの見方も多く、今週発表される米ISM非製造業景況指数や雇用統計などの結果を受けて「もう一段、金利高になるかどうか見極めたい」(国内証券)という。

一方、米金利の急速な上昇により、足元の株式市場は不安定になっている。米金利高はドル高につながりやすいが、「(金利が高止まりすることで)株式市場の不安定な状況が続けば、リスク回避の円買いも同時に進みやすい」と、三菱UFJ銀行の内田氏は指摘する。株式市場の軟調地合いが解消されなければ、特にクロス円では円高傾向が強まりそうだ。

米金利上昇と共にドルが買われる中でユーロは売りが進んでいたが、今週はユーロを買い戻す動きもみられそうだという。

その他のスケジュールでは、豪中銀、ニュージーランド準備銀行がそれぞれ政策金利発表を行う予定。欧州圏では8月小売売上高、米国では9月ADP雇用統計が公表予定となっている。

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