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年末控え模様眺め、突発的なリスクには警戒=来週の外為市場

[東京 24日 ロイター] -

来週の外為市場では、年末を控えて海外市場の多くが休場となる中、模様眺めムードが広がりそうだ。ドル/円は狭いレンジでの推移が続く見込みで、流動性が低くなる状況で突発的なニュースが出れば、相場が上下動するリスクもある。

予想レンジはドルが113.80―115.10円、ユーロが1.1230―1.1360ドル。

来週は年末最終週のため、積極的な取引は手控えられるとみられている。海外市場の多くが休場になり、「どの曜日をとっても全員参加型ではない。経済指標の発表はあるが、当局者など要人発言の機会もなく、為替相場は全体的に小動きになるのではないか」と、三菱UFJモルガンスタンレー証券のチーフ為替ストラテジスト、植野大作氏は指摘する。

市場の関心は、年明けに公表される米雇用統計に向かっており、仮に来週の経済指標が良くても、市場の反応は限定的になるとの予想も聞かれた。

一方、流動性が低くなる中での突発的なニュースが出た場合は、想定外に相場が動くリスクもある。植野氏は「例えば、新型コロナウイルスの新薬が開発されるなどポジティブなニュースはリスクオンで円安、ロシアとウクライナ問題が深刻化するなど、地政学リスクが浮上すれば、リスクオフで円高になる可能性がある」と話す。

国内でも新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が広がり始めているが、「仮に緊急事態宣言が出されるなどすれば、足元の楽観論が後退し、リスクオフムードが広がるのではないか」(国内証券)との見方が聞かれた。

主なスケジュールでは、国内では11月失業率、有効求人倍率などが公表される予定。海外では、米国で新規失業保険申請件数、ロシアで7―9月期実質国内総生産(GDP、確報値)が公表予定となっている。

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