February 24, 2016 / 6:37 AM / 3 years ago

ドル111円後半で上値重い、政策期待の後退が重し

[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク午後5時時点に比べ、ドル安/円高の111.76/78円だった。株安・原油安で弱い地合いの中、週末に控えるG20での政策協調や日本の当局による政策発動への期待が後退。上値は重く、111円後半でのもみ合いが続いた。

 2月24日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク午後5時時点に比べ、ドル安/円高の111.76/78円だった。写真は都内のディーリングルーム。昨年8月撮影(2016年 ロイター/Yuna Shino)

早朝、米大統領選の民主党最有力候補ヒラリー・クリントン前国務長官による通商政策に関する米紙への寄稿が伝わり、ドル売り/円買いが徐々に広がった。同氏は、日本や中国が為替操作を行っているとの認識を示した上で、自身が大統領に就任した場合は対抗措置を検討する考えを示した。

クリントン氏の主張を受けて市場では「日本の当局は円高への政策発動がしにくくなる」(国内金融機関)との見方が広がったという。G20でも「為替相場について、過度の変動は好ましくない、などの建前以上のことは出てこない、との見方を強めた」(外銀)という。

市場が関心を寄せていたフィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長の発言は「市場予想にほぼ合致する内容。3月に(米国が)利上げできそうもないという見方を裏書きした」(国内銀行)とされ、相場反応は限られた。

午前中は112円付近でのもみ合いが続いたが、米原油先物や日経平均株価は上値が重く、ドル/円も午後にかけてジリ安に推移し、2月12日以来となる安値111.63円まで一時下落した。その後、やや値を戻し111円後半でもみ合い、方向感は出なかった。

目先は月末フローや週末のG20をにらんだ相場が想定されるが、きょうのアジア時間は動意に乏しいとみられている。

市場では相場反転の目先の材料が見当たらない上、G20での政策協調や日本の当局による政策発動への期待が後退してきたとして、「週後半にかけ、上値の重い展開が続くのではないか」(国内金融機関)との声が出ていた。

ユーロ/円は一時、前日安値123.09円を下回り、2013年4月以来の安値123.04円をつけ、安値圏での推移となった。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 111.76/78 1.1013/17 123.09/13

午前9時現在 111.90/92 1.1021/25 123.33/37

NY午後5時 112.09/11 1.1018/23 123.51/55

為替マーケットチーム

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