Reuters logo
ドル112円後半、ドルロングの巻き戻しが先行
February 29, 2016 / 6:27 AM / 2 years ago

ドル112円後半、ドルロングの巻き戻しが先行

[東京 29日 ロイター] - ドルは112円後半。前週末に発表された米第4四半期GDP改定値や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を挟んだ上昇分を、ほぼ吐き出して東京市場の終盤を迎えた。

 2月29日、ドルは午前7時台につけた114円ちょうどの高値から、ほぼ一貫して下げ続け、午後3時過ぎには112.79円まで下落した。都内で撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

ドルは午前7時台につけた114円ちょうどの高値から、ほぼ一貫して下げ続け、午後3時過ぎには112.79円まで下落した。安値水準は前週末に米GDPが発表された前の水準であり、米GDPやG20会議をはさんで、ドルはほぼ行って来いの相場となった。

この日は月末のフローが注目されたが、輸入企業の積極的なドル買い/円売りよりも、輸出企業のドル売り/円買いが優勢となった。輸入企業のドル買い/円売りについては「111円台への下落を見た後だけに、113円台では積極的な買いは出にくい」(国内金融機関)とされ、下支えにはならなかった。

人民元の対ドル基準値は1ドル6.5452元(前営業日終値は6.5413元)と、元安方向に設定された。

経済産業省が発表した1月鉱工業生産指数速報は、3カ月ぶり上昇の前月比3.7%上昇だった。ロイターの事前予測調査での前月比3.3%上昇の予想を上回ったが、相場の反応は限定的だった。

週末のニューヨーク市場では、第4・四半期の米GDP改定値が市場予想(プラス0.4%)を上回るプラス1.0%だったことを手掛かりにドルが112円後半から114円付近まで買い進まれた。 同データを受けて、金融市場では米利上げ期待が再び高まった。

しかし、上方修正の内訳は在庫の上方修正が大半を占めており、所得も下方修正されていることから、同データは、今期(第1・四半期GDP)に下振れリスクがあることを示唆している。

外為市場では「見かけ倒しの米GDPで、はしゃぎ過ぎた反省もあって、東京ではドルの上値が重くなっている」(国内金融機関)という。

また、G20会議では「通貨安目的の金融政策にクギが刺され、円安包囲網のようなものができあがってしまった感がある」(別の金融機関)といい、ドルが114円台で定着する見込みは目先少なそうだ。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.90/92 1.0941/45 123.53/57

午前9時現在 113.71/73 1.0922/26 124.20/24

NY午後5時 113.97/99 1.0933/38 124.59/63

為替マーケットチーム

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below