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ドル113円後半、米雇用統計近づき動意薄に
2016年3月4日 / 06:31 / 2年前

ドル113円後半、米雇用統計近づき動意薄に

[東京 4日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の113円後半だった。米雇用統計の発表が近づくにつれて動意はなくなってきたものの、株価がプラス圏で推移したことで押し上げられた。

 3月4日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の113円後半だった。写真はブルガリアで昨年3月撮影(2016年 ロイター/Stoyan Nenov)

午前、参院予算委員会に出席した黒田東彦日銀総裁が「現時点でさらにマイナス金利を下げることは考えていない」と述べ、ドル売り/円買いが強まった。一時113.20円まで下落したが、その後、株高を眺めながら朝方からの下げ分を取り戻し、午後3時にかけて一時113.89円まで上昇した。

<全人代にも関心向かう>

市場では、2月の米雇用統計や中国の全国人民代表大会(全人代)に関心が集まっている。

2月の米雇用統計についてロイターがまとめた市場予想によると、非農業部門雇用者数(NFP)の増加は19万人、失業率は4.9%。市場からは「NFPの増加が15━25万人になら相場にそれほどインパクトはない。平均時給や労働参加率の方が注目される」(邦銀)との声が出ていた。

全人代については「構造改革路線を維持しながら景気にも配慮するような姿勢を示すという『いいとこどり』のアナウンスがあるのみで、市場が期待するような具体策は乏しい」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨ストラテジスト、村田雅志氏)との見方が聞かれる。失望が広がった場合はリスク回避ムードがぶり返し、ドル/円は再び110円方向に下押しする可能性があるという。

<成績悪い海外ファンド勢は「デイ・トレーダー化」>

午前のドル/円は黒田総裁の発言前からじりじり値を下げていたが、実需のフローは限定的で、短期筋によるドルロングの投げや調整的な売りが中心だったとみられる。

年初から為替の運用成績が悪い海外ファンド勢は中期のリスク・テイクを嫌って「デイ・トレーダー化しているので、市場が右往左往しやすい」(証券会社)という。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 113.84/86 1.0952/56 124.69/73

午前9時現在 113.68/70 1.0944/48 124.42/46

NY午後5時 113.70/72 1.0955/60 124.53/57

為替マーケットチーム

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