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ドル113円後半、北朝鮮・サウジ情勢など警戒
2017年11月8日 / 06:39 / 13日前

ドル113円後半、北朝鮮・サウジ情勢など警戒

[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高の113円後半。海外市場の流れを引き継ぐ形で上値の重い展開が続いた。値動きは鈍かったが、北朝鮮リスクや米税制改革の行方、サウジアラビアの政情不安など様々な話題が、今後の市場動向に影響を与える可能性があるとして議論されている。

 11月8日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高の113円後半。海外市場の流れを引き継ぐ形で上値の重い展開が続いた。写真は6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

この日のドルは113円半ばから114円付近の狭いレンジ内で小動きが続いた。前日に急伸した原油など商品市場の動きも一服。直接の手掛かりに欠き、全般に鈍い値動きとなった。

その中でドルの重さが目立つ一因となったのは、北朝鮮リスクへの警戒感。トランプ米大統領の訪中を目前に控えた7日、米上院銀行委員会は北朝鮮と取引のある中国などの外国金融機関を対象とする制裁案を承認した。

あす習近平国家主席と会談予定のトランプ大統領は、7日の文在寅・韓国大統領との共同会見で、北朝鮮は米国の「圧倒的な力」を理解する必要があると発言。緊張感が高まる中で「軍事オプション行使の可能性を示唆した」(都銀)との受け止めから、円を買い上がる動きがあったという。

トランプ大統領はきょうも韓国の国会で、北朝鮮に対して「われわれを過小評価するな、われわれを試すな」などと警告した。

米国債金利の低下も注目材料。10年債利回りは2.3%付近と3週間ぶり水準へ低下、ドル/円の重しとなった。米紙ワシントン・ポストが7日、上院の共和党執行部が法人税減税の実施時期を19年へ1年先送りすることを検討していると報じたことがきっかけ。上院共和党は独自の税制法案を週末に公表する見通し。

サウジアラビアの政情不安も引き続き話題を集めた。特に、汚職取り締まりの一環で拘束された個人や企業の銀行口座1200超が凍結されたことで、今後の資産売却を警戒する声も上がっている。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、差し押さえ対象となる現金や資産は最大8000億ドルという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 113.82/84 1.1594/98 131.97/01

午前9時現在 113.73/75 1.1599/03 131.94/98

NY午後5時 114.00/03 1.1585/88 132.09/13

為替マーケットチーム

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