January 29, 2020 / 6:22 AM / a month ago

ドル109円前半、新型肺炎受けたリスク回避がやや後退

[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109円前半。株価や米長期金利の反発を受けてドルが買い戻された前日海外市場の流れを引き継ぎ、底堅い値動きを見せた。

 1月29日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109円前半。写真は2013年2月撮影(2020年 ロイター/ )

早朝の取引では、米アップルの昨年10―12月期の収益が予想を上回ったことや、日経平均の反発期待、訪中した世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長が中国には新型コロナウイルスの感染を管理・抑制できる力があると述べたことなどを材料に、ドルは109.27円まで上昇した。

しかしその後は、トランプ米大統領の弾劾裁判を巡る不透明感や、米連邦公開市場委員会(FOMC)とパウエル議長の記者会見を意識して利益確定売りが先行し、いったん109.07円付近まで反落した。

市場では「アップルの好決算が市場マインドを支えている。上値で目立ったドル売りが出ているわけでもないので、このまま新型肺炎が大きな広がりを見せなければ、もう一段の上昇はあり得る」(トレーダー)との声が聞かれた。

米10年国債利回りは1.6510/6493%の気配。前日は一時1.5700%と昨年10月10日以来3カ月半ぶりの低水準をつけたが、ドルは海外時間に108.76円まで小幅に下落した後は踏みとどまり、米長期金利の低下に対して下方硬直性を示した。

ドルの下げ渋りについてSMBC日興証券のチーフ為替・外債ストラテジスト、野地慎氏は「2018年以降のドル/円は、日米10年実質金利差に一定の反応を示しながらも、ドルの実効レートにも影響を受ける形を続けている」とし、足元でも、実効ベースのドル高が、108円ちょうどに向けたドル/円の下落を防いでいるとの見方を示した。

インターコンチネンタル取引所が算出するICEドル指数は、97.835で前日の取引を終えた。同指数は昨年12月31日に96.058まで下落し直近の安値を付けたが、その後は上昇基調にある。

オフショア人民元は1ドル=6.96元付近。

前日、前々日と6.99元に迫り1カ月ぶり安値圏にあったが、きょうは「朝方に伝わった習国家主席とWHO事務局長との会談のニュースや株価の反発を受け、リスク回避がやや後退している」(FX会社)という。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.12/14 1.1013/17 120.19/23

午前9時現在 109.12/14 1.1020/24 120.28/32

NY午後5時 109.13/16 1.1020/24 120.29/33

為替マーケットチーム

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