September 20, 2018 / 6:40 AM / 3 months ago

112円前半、安倍首相の総裁選圧勝でも円安進まず

[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の112円前半。自民党総裁選では安倍首相が圧勝したものの、石破元幹事長が善戦したことで、やや円高気味になっている。この日は期末を控えた輸出企業のドル売りもみられ、ドルは上値の重さが意識されている。

 9月20日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の112円前半。自民党総裁選では安倍首相が圧勝したものの、石破元幹事長が善戦したことで、やや円高気味になっている。この日は期末を控えた輸出企業のドル売りもみられ、ドルは上値の重さが意識されている。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

朝方の取引で112.20―112.30円台だったドルは、午前10時半頃、輸出企業によるまとまった売りを受け112.09円まで下落した。輸出企業は「112.50円以上でのドル売りを希望していたが、なかなか112円後半に達しないため、しびれを切らして売りにでたもよう」(外為アナリスト)だという。

午後には自民党総裁選の結果が伝わった。初期反応としては112.24円付近まで5銭ほど円安が進んだが、その後は112.07円付近まで一時的に下落した。

市場では、安倍首相の圧勝が織り込み済みだったこと、石破氏が善戦したことで、総裁選自体は「円安材料でも、円高材料でもない」(証券会社)との意見が出ていた。

両氏の獲得票は安倍氏が553票、石破氏が254票だった。アベノミクスの恩恵が必ずしも及んでいない地方では、石破氏の人気も根強く、地方票では接戦となった。

共同通信によれば、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は20日昼、党総裁選で石破氏に投票すると表明した。投票後に支持理由を記者団に説明する予定だが、小泉氏は周囲に「健全な批判勢力が必要だ」と伝えていた。

為替市場では112.50円以上に実需の売りが残っているとされるほか「貿易戦争への懸念を抱える中で広がるリスクオンムードには限りがある。短期筋の戻り売りも強まりやすい」(トレーダー)という。

米10年国債利回りは3.0645/0626%の気配で、ニューヨーク終盤の3.0663%から若干低下している。前日は8月の米住宅着工件数が市場予想以上に増加したことを受け、同利回りは一時3.0920%まで上昇し、4カ月ぶりの高水準となった。

ドル/円は、4日連続で3%台を維持している米10年国債利回りに下値をサポートされているとみられる。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.14/16 1.1682/86 131.03/07

午前9時現在 112.32/34 1.1672/76 131.13/17

NY午後5時 112.27/30 1.1672/74 131.04/08

為替マーケットチーム

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