December 27, 2018 / 6:44 AM / 6 months ago

ドル111円前半で伸び悩み、米国株の動向を注視

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、若干ドル安/円高の111円前半。この日は日経平均が大幅高となったにも関わらず、ドルは伸び悩んだ。売り遅れていた実需筋によるドル売りや、短期筋による戻り売りに押された。

 12月27日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、若干ドル安/円高の111円前半。この日は日経平均が大幅高となったにも関わらず、ドルは伸び悩んだ。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

ドル/円が急反発した前日の米国市場の流れを引き継ぎ、ドルは朝方111.35円まで上昇した。しかし、その後は日経平均が上げ幅を拡大したにも関わらず、ドルの上昇は頭打ちとなった。年末を控えて駆け込み的な輸出企業のドル売りが持ち込まれたほか、111円台では短期筋の戻り売りも観察された。

多くの参加者は、米国株の動向を注意深く見守っている。

「年末、年始、アメリカ発で何が起こるかわからない。前日の米国株の急伸も薄商いの中での反発であり、参加者の総意を反映したものではなさそうだ。下値リスクが後退したとみるのは時期尚早ではないか」(外為アナリスト)という。

ただ、現時点でドルの下値リスクが顕著に高まっているとの見方は少ない。

「ドル/円は200日移動平均線に接近、株価も反発したことで、昨日までは消極的だった実需筋が興味を示し始めている」(岡三オンライン証券の投資戦略部部長、武部力也氏)という。

米WTI原油先物中心限月CLc1は46.12ドル付近。朝方の高値47ドルから一時45.67ドルまで下落した。原油先物では世界経済の減速と原油の供給過剰に対する懸念がくすぶり続け、上値を抑えている。

石油輸出国機構(OPEC)は今月7日に減産に合意した。国別の詳細が公表されなかったが、最大の石油輸出国であるサウジアラビアが自国の具体的な計画を発表したことで、原油市場参加者に一時的に好感された。

減産合意から3週間を経た市場では「サウジアラビアの財政は急激に悪化している。財政赤字を埋めるために、いずれ増産に踏み切る公算が大きい」(資源アナリスト)との声も聞かれ、需給バランスのタイト化から、原油相場が底入れする可能性は低そうだ。

市場参加者によると、原油価格と米長期金利はこのところ相関を強めており、原油が下げ止まらない限り、米長期金利も下げ止まらず、ドルにとってマイナス材料となりそうだ。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 111.19/21 1.1381/85 126.64/68

午前9時現在 111.21/23 1.1357/61 126.40/44

NY午後5時 111.35/38 1.1351/55 126.40/44

為替マーケットチーム

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