June 14, 2019 / 6:43 AM / 5 days ago

ドル108円前半、米利下げ観測などで金1年2カ月ぶり高値圏

[東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円前半。ホルムズ海峡に近いオマーン沖で石油タンカー2隻が攻撃を受けたニュースで金相場が一段高となったが、原油もドルも小動きだった。市場の関心は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられている。

 6月14日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円前半。ホルムズ海峡に近いオマーン沖で石油タンカー2隻が攻撃を受けたニュースで金相場が一段高となったが、原油もドルも小動きだった。写真は2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

ドルは仲値公示にかけて108.40円まで上昇したものの、実需の買いが一巡すると108.27円まで軟化し、その後は108円前半でもみ合いが続いた。

ユーロは1.12ドル後半で上値の重さが意識された。ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は13日、ユーロ圏にとって貿易摩擦の高まりはリスクであり、通商問題などを背景にユーロ圏は低成長、低インフレの状態が続く恐れがあるとの認識を示した。

金現物XAU=は一時1オンス=一時1347.81ドル付近まで上昇し、7日につけた1年2カ月ぶり高値1348ドルに迫った。「FRBが近々利下げに踏み切るとの観測に加え、ホルムズ海峡近辺で石油タンカー2隻が攻撃を受けたとのニュースに金が反応し、買われている」(商品アナリスト)という。

タンカー攻撃のニュースで前日急伸した米原油先物CLc1は52.42ドル付近で安定した値動きとなった。

「タンカー攻撃のニュースのみで原油のダウントレンドが変わるとは思えない。また、シェールもあるので、原油供給が多少滞ったとしても、相当程度は相殺される」(前出のアナリスト)との声が聞かれた。

OPECは13日に公表した月報で、世界的な原油需要の見通しを下方修正し、通商を巡る国際的な緊張が高まる中、見通しの一段の引き下げもあるとした。

為替市場は18―19日の日程で開催されるFOMCに最大の関心を寄せているが、原油安トレンドは、インフレ指標の低迷に悩む米連邦準備理事会(FRB)の政策判断にも影響するとみられる。

来週のFOMCでは利下げは見込まれていないものの、市場参加者は7月にも利下げが行われる可能性が高いとみている。CMEグループのFEDウオッチによると、金利先物が織り込む来週の利下げ確率は29%、7月の利下げ確率は89%となっている。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.32/34 1.1270/74 122.08/12

午前9時現在 108.31/33 1.1278/82 122.17/21

NY午後5時 108.37/40 1.1275/79 122.20/24

為替マーケットチーム

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