July 12, 2019 / 6:44 AM / 2 months ago

ドル108円前半、米長期金利低迷や米企業決算を警戒

[東京 12日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の108円前半。金融市場では月内の米利下げ観測が根強いものの、この日は米長期金利が低迷し、株価も力強さを欠いたことで、ドルは下落。大手米企業の決算や来週初めに発表予定の中国経済指標への警戒感もあり、短期筋によるポジション調整の動きがドルの上値を抑えた。

 7月12日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の108円前半だった。写真は2016年11月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

ドルは午前の取引で一時108.61円まで上昇したが「来週から始まる米企業の決算発表を控えた警戒感から、上値を追う流れにはならなかった」(FX会社)という。

米10年国債利回りUS10YT=RRは2.14%台から一時2.12%台に低下した。

11日に発表された6月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比0.3%上昇し、2018年1月以来1年5カ月ぶりの大幅な伸びとなった[nL4N24C2R8]。前年比では2.1%の上昇となった。 「米国は既に2%の物価目標を達成している。米連邦準備理事会(FRB)は今月末に利下げするとすれば、どのように理由付けするのか注目される」(前出のFX会社)という。 米長期金利とドル/円は目下、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)時もしくはその少し前の水準に回帰しているが、FRBに対する市場の信認が失われれば、金融政策に対するドルや金利の反応は鈍くなりそうだ。 市場では、前日に米地区連銀総裁らが利下げに慎重姿勢を示したことが話題となった。アトランタ連銀のボスティック総裁は6月雇用統計を考慮すると、金利据え置きが妥当との見解を表明。リッチモンド連銀のバーキン総裁も、利下げの根拠は乏しいと主張した。 ただ両氏ともに、今年のFOMCでは投票権を持っていない。「投票権を持つメンバーと発言のバランスを取ろうとしているのではないか」(アナリスト)との意見も出ていた。

市場では、トランプ大統領がツイッターで、中国の農産物購入に関して「がっかりさせられている」と発言したことが話題を招いた。来週は引き続きトランプ氏による不規則発言が警戒される。

日本が休日となる15日には、中国4―6月GDP、6月鉱工業生産と小売売上高、1―6月固定資産投資など中国で経済指標の発表が目白押しとなる。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.31/33 1.1271/75 122.11/15

午前9時現在 108.58/60 1.1247/51 122.16/20

NY午後5時 108.48/51 1.1252/56 122.09/13

為替マーケットチーム

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