[東京 31日 ロイター] - 電鉄株、空運株など運輸株が総じて軟調となっている。午前10時10分現在、東証33業種の値下がり率ランキングで陸運業と空運業が値下がり率第1、2位を占めている。個別の値下がり率上位にも、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、南海電気鉄道などがランクイン。JR東日本やANAホールディングスもさえない。
デルタ株の感染拡大が広がる中で「人の移動に関連する業態への悪影響が長期化するとの懸念が出ている。月末安のアノマリーも重なり、これに関連する銘柄を売り急ぐ動きも出ているようだ」(国内証券)との声も聞かれる。
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