October 11, 2018 / 9:25 AM / 13 days ago

東京マーケット・サマリー(11日)

<外為市場>

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112円前半。東京市場では一時111.96円まで下落し、9月18日以来約3週間ぶり安値をつけた。米国株が大幅安となり、リスク回避的に円が全面高となった前日海外の流れは大きく変わらず。日経平均が一時1000円を超える下げとなり、円は東京市場でも堅調に推移した。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は大幅反落。終値は915円安で9月10日以来、約1カ月ぶりの安値水準で引けた。下げ幅は今年3番目の大きさだった。10日の米国株が大幅安となった流れを引き継ぎ、朝方から売りが先行。香港、上海、台湾などのアジア株が連鎖的に下落し投資家心理を悪化させた。前日に安川電機(6506.T)が業績予想の下方修正を発表したことで企業決算への期待感も後退した。先物への投機的な売りが下げを加速させ、下落幅は一時1000円を超えたが、大引けはやや下げ幅が縮小した。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.050%になった。準備預金の積み期後半にかかったが、資金を取り急ぐ動きはない。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.118%にマイナス幅を拡大。ユーロ円TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.050%は横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

日銀による国庫短期証券(TB)の買い入れは、弱い結果になった。予想以上に応札が膨らんだことから在庫を調整する売りが多くなったとの見方が出ていた。業者間取引でTBは高安まちまち。

<円債市場>

長期国債先物は、続伸で引けた。前日の米債市場で、リスク回避の買い戻しが優勢となった流れを引き継いだ。日経平均株価が大幅下落すると、買いに弾みがつき150円22銭まで上昇した。

現物債市場では、先物に連動するかたちで超長期・長期ゾーンを中心に金利が低下した。30年利付国債の入札を順調に通過すると、超長期ゾーンは買い進まれた。生保や年金勢の買いが観測されていた。

桜井真日銀審議委員は11日、秋田市での記者会見で「実体経済は順調であり、現段階でこれ以上緩和する必要はない」「金融政策と物価の関係に不確実性が入ってきている」などと発言したが、相場への影響は限られた。

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