■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 111.84/86 1.1243/47 125.76/80
NY午後5時 111.93/95 1.1255/60 125.99/03
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小安い111円後半。午前に実需と見られる向きの売りでいったん111.65円まで下落したが、その後は次第に持ち直した。
<株式市場>
日経平均 22259.74円 (41.84円高)
安値─高値 22119.94円─22268.37円
東証出来高 9億9523万株
東証売買代金 1兆9461億円
東京株式市場で日経平均は3日続伸した。外部環境に手掛かり材料が乏しい中、利益確定売りに押され下げ幅を拡大する場面があったが、内需系銘柄などへの押し目買いで持ち直す展開となった。受け渡しベースで平成最後の取引となったが、商いは低調。国内企業決算を見極めたいとのムードが強まったほか、10連休も接近し、新規にポジションを構築する動きは限られた。
東証1部騰落数は、値上がり1234銘柄に対し、値下がりが779銘柄、変わらずが127銘柄だった。
<短期金融市場> 17時06分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.077%
ユーロ円金先(19年6月限) 99.965 (変わらず)
安値─高値 99.965─99.970
3カ月物TB -0.160 (-0.010)
安値─高値 -0.152─-0.160
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.077%になった。10連休を控える中、金融機関による資金調達意欲は低調だったもよう。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
<円債市場>
国債先物・19年6月限 152.56 (+0.01)
安値─高値 152.49─152.58
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.035% (-0.005)
安値─高値 -0.030─-0.035%
国債先物中心限月6月限は前営業日比1銭高の152円56銭と小幅続伸で取引を終えた。朝方は米債安の流れを引き継ぎ売りが先行したが、日中は材料難で方向感に乏しい展開となった。翌日に日銀による国債買い入れオペを控えており、買入予定額を見極めたいとの姿勢も強かった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下のマイナス0.035%。
国債先物は売り一巡後は買い戻しが入りプラス圏に浮上したが、上値は重く、後場にかけては動意薄の展開となった。きょう実施された2年債入札結果については、無難と受け止められた。円債相場への影響は限定的だった。
また日銀の前田栄治理事が参議院内閣委員会で、金融政策運営に関して、目標の2%に向かって行く物価のモメンタム(勢い)が損なわれれば、「適時適切に追加緩和を検討していく」と語った。市場に目立った反応はみられなかった。
現物市場は新発20年債利回りが前日比1bp低い0.380%に低下。新発30年債利回りは同1bp低い0.570%に低下した。
<スワップ市場> 16時01分現在の気配
2年物 0.03─-0.06
3年物 0.02─-0.07
4年物 0.03─-0.06
5年物 0.05─-0.04
7年物 0.10─0.00
10年物 0.19─0.09