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東京マーケット・サマリー(11日)
2017年4月11日 / 09:26 / 7ヶ月後

東京マーケット・サマリー(11日)

<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の110円半ば。米金融引締めの思惑後退や地政学リスクへの警戒を受けて上値の 重さが意識されたが、下押しの決め手も欠いており、方向感は出なかった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は、3日ぶりに反落した。1ドル110円台とドル安/円高方向に振れた為替が重しとなり、序盤から売りが優勢の展開だった。北朝鮮情勢の緊迫化など地政学リスクへの懸念が継続する中、買い戻しの動きは限定的となり、終始安値圏で推移した。東証1部の売買代金は連日で2兆円を下回り、商いは低調だった。

東証1部騰落数は、値上がり504銘柄に対し、値下がりが1384銘柄、変わらずが124銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.037%になった。準備預金の積み最終週で資金調達需要は底堅いが、前日に比べて地合いはやや弱め。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.021%とマイナス幅をやや縮小した。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.056%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。

<円債市場> 

長期国債先物は反発。前日の米債市場は仏大統領選を巡る不透明感やシリア情勢などの緊張から逃避買いが入ったが、その流れを引き継いだ。東京市場で円高・株安方向に振れたことも買いを誘い、一時150円70銭と3月8日以来の水準に上昇した。ただ、後場は高値警戒感もあり、前引け水準でもみあった。

現物債はしっかり。中長期ゾーンは先物に連動性を強めて金利に低下圧力がかかった。入札を控えている超長期ゾーンも国内銀行勢とみられる押し目買いが入り、強含みで推移した。10年物価連動国債入札は、市場参加者の一定程度のニーズを集めて事前予想より強い結果になった。

日銀の黒田東彦総裁は11日午前の参院財政金融委員会に出席し、現在の大規模緩和の出口に際して、金利水準の調整や日銀のバランスシート拡大が重要課題となるとの認識を示した。日銀総裁は「保有国債償還や資金吸収オペレーション、付利の引き上げなど各種政策手段が考えられる」とした。その上で「市場安定を確保しつつ経済物価情勢を勘案して最も適切な手段で対応が可能だ」とした。発言は市場の一部で話題になっていたが、相場の反応は限定的だった。

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