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日経平均は3日続伸、円安が追い風 約1カ月ぶり高値に
2016年10月5日 / 06:31 / 1年後

日経平均は3日続伸、円安が追い風 約1カ月ぶり高値に

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸。1ドル102円台後半へとドル高/円安方向に振れた為替が追い風となり、自動車や電機など外需セクターを中心に堅調に推移。日経平均は一時108円高と9月21日の直近高値1万6823円63銭を更新し、9月9日以来約1カ月ぶりとなる高値水準を回復した。

 10月5日、東京株式市場で日経平均は3日続伸。1ドル102円台後半へとドル高/円安方向に振れた為替が追い風となり、自動車や電機など外需セクターを中心に堅調に推移した。写真は都内で昨年9月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

日経平均が3日連続で上昇したのは7月11─19日の6日続伸以来、約4カ月ぶり。終値では25日移動平均線(1万6740円29銭=5日)、200日移動平均線(1万6734円62銭=同)をともに上回り、チャートの形状は好転した。

ただ、買い一巡後は高値圏でもみ合い。外需株のほか、出遅れている景気敏感株やバリュー銘柄が買い戻されたが、日経平均が7月以降のレンジ上限に接近する局面では戻り待ちの売りなどに上値を押さえられた。東証1部の売買代金が1兆8878億円と引き続き低水準にとどまり、上値を買う勢いは乏しかった。

内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏は「良好な米経済指標を背景に楽観ムードが広がっているが、米個人消費の動向はあまり良くないため、今晩発表の米ISM非製造業景気指数が気掛かり。日本株は上昇しているが、商いを伴っておらず脆さがある。投資家の楽観姿勢が失望感に変われば反動安が警戒される」と述べた。

個別銘柄では、日立製作所(6501.T)が続伸。日立が主要グループ会社である日立工機6581.Tのほか、日立国際電気(6756.T)の一部事業を売却することで調整に入ったとの報道を受け、構造改革が一段と進展するとの期待から買いが先行した。

半面、東レ(3402.T)が反落。一部で、同社の2016年4─9月期の連結営業利益は、750億円前後と前年同期から横ばいの水準にとどまったようだと報じられた。営業利益の従来予想780億円からの下振れが伝わったことで嫌気売りが優勢となった。

また東京電力ホールディングス(9501.T)が後場に入り一時急落。時事通信が、同社の広瀬直己社長が債務超過で倒れるリスクがあるため制度的措置を政府に要望したと報道。先行きに対する不透明感の強まりから売りが先行し、一時8%近い下げとなった。その後は施策に対する期待感などから下げ幅を縮小した。

東証1部騰落数は、値上がり1197銘柄に対し、値下がりが643銘柄、変わらずが140銘柄だった。

日経平均.N225

終値      16819.24 +83.59

寄り付き    16787.89

安値/高値   16728.19─16844.35

TOPIX.TOPX

終値       1347.81 +7.60

寄り付き     1345.24

安値/高値    1340.62─1349.81

東証出来高(万株) 172075

東証売買代金(億円) 18878.95

杉山容俊

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