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日経平均6日ぶり反落、大型株に利益確定売り 地政学リスク警戒も
2015年11月25日 / 06:48 / 2年前

日経平均6日ぶり反落、大型株に利益確定売り 地政学リスク警戒も

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6日ぶりの反落。地政学リスクが意識されるなか、ドル安/円高の進行や短期的な過熱感などが重荷となり、大型株を中心に利益確定売りが優勢となった。

 11月25日、東京株式市場で日経平均は6日ぶりの反落。地政学リスクが意識されるなか、ドル安/円高の進行や短期的な過熱感などが重荷となり、大型株を中心に利益確定売りが優勢となった。都内で2010年11月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao)

前日比で一時140円近く下落する場面があったが、後場に入ってからは下げ幅を縮小。東証1部の売買代金は約2兆1900億円と薄商いのなか、個別物色の傾向が続いた。

トルコがシリア国境付近でロシアの軍用機を撃墜したことで、前日の欧州株は下落。米国株は原油高を好感し上昇となったが、地政学リスクへの警戒感が強まった。為替が1ドル122円台前半とドル安/円高方向に振れていたことも嫌気され、序盤の東京市場は軟調な滑り出しとなり、日経平均は一時1万9800円を下回った。

TOPIXコア30.TOPXCは前日比0.96%安。構成銘柄の9割が下落したほか、0.39%安となった日経平均を上回る下落率となった。メガバンクや証券、ノンバンクが安い。一方、「来週のECB(欧州中央銀行)理事会では追加緩和が濃厚との見方は多い。円安がさらに進むと期待されており、押し目買いも入りやすい」(国内証券)との声も聞かれ、指数の下げは限られた。

もっとも米国では感謝祭前であり、海外投資家の動きの鈍さを指摘する声もあった。水戸証券投資情報部長の須田恭通氏は「地政学リスクに関しては読めない部分があるが、日本株は胸突き八丁の展開となっている。特段大きな材料もなく、個別銘柄に関心が向かいやすい」と話している。

こうしたなか、大和証券がレーティングと目標株価を引き上げた小野薬品工業(4528.T)は連日の年初来高値更新。自社株の売り出しを発表した日本調剤(3341.T)は需給悪化懸念から大幅安となった。

また黒田電気(7517.T)が大引け直前に急落。証券取引等監視委員会が25日、旧村上ファンドを率いた村上世彰元代表が相場操縦をした疑いがあるとして、同元代表や長女の自宅などを捜索し、強制調査に乗り出したとNHKが報じている。今年夏には長女が運営する投資会社が黒田電気の株式を大量に取得していた。

東証1部騰落数は、値上がり518銘柄に対し、値下がりが1294銘柄、変わらずが106銘柄だった。

日経平均.N225

終値      19847.58 -77.31

寄り付き    19856.84

安値/高値   19786.53─19871.75

TOPIX.TOPX

終値       1594.67 -11.27

寄り付き     1599.98

安値/高値    1590.21─1600.67

東証出来高(万株) 200765

東証売買代金(億円) 21891.23

長田善行

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