July 20, 2018 / 8:10 AM / 25 days ago

東京製鉄、4―6月期は16%営業減益も計画超過 世界市場は堅調

[東京 20日 ロイター] - 東京製鉄(5423.T)は20日、2018年4―6月期の営業利益が前年同期比16.9%減の38億円になったと発表した。2桁減益ながら、メタルスプレッド(鋼材価格と原料価格の差)の想定以上の改善などから、計画を超過したという。

4―6月期のメタルスプレッドは4万1500円と、前年同期の3万7900円から改善した。販売単価が1トンあたり7万7000円と2009年1―3月期(7万8000円)以来の高水準となったことが寄与した。ただ、物流費や電極・耐火煉瓦などのコストアップが上回り、減益となった。奈良暢明・取締役総務部長は会見で「コストは想定通りの上がり方」としたうえで、4―6月期は「計画をやや上回る結果だった」と述べた。

米国による保護主義的な政策について、奈良取締役は「貿易縮小、世界経済縮小の懸念は注視していく」としながらも「世界の鉄鋼市場は堅調な状況が続く」との見通しを示した。米通商拡大法232条に基づく鉄鋼・アルミニウム製品への追加関税が発動されたが「大きく変わったことはない」とした。

同社の4―6月期の鋼材の輸出数量は前年同期の6万7000トンから8万4000トンに増加した。

19年3月期の売上高は前年比25.5%増の2060億円、営業利益は同14.6%増の120億円の見通しを据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト12人の営業利益予測の平均値は139億円となっている。

4―6月期は計画比上振れたものの、米国の保護主義的な政策などで見通しが不透明なことから、通期の業績予想は据え置いた。

清水律子

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