Reuters logo
日経平均は1069円高、1万6000円台回復 上昇幅は今年最大
2016年2月15日 / 06:32 / 2年前

日経平均は1069円高、1万6000円台回復 上昇幅は今年最大

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は急反発。上昇幅は1069円と今年最大となった。前週末の欧米株が大幅高となったほか、原油相場の下げ止まりや円高進行の一服などを背景に、投資家の不安心理が後退。主力株に買い戻しが入り、終値は3営業日ぶりに1万6000円を回復した。東証1部の値上がり銘柄数が96%に上る全面高商状となった。

 2月15日、東京株式市場で日経平均は急反発。上昇幅は1069円と今年最大となった。写真は都内で昨年7月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

ドイツ銀行が約6000億円規模の債券買い取りを発表したことで、海外市場での信用不安が後退。東京市場でも金融セクターの上げが序盤から顕著となった。懸念された春節明けの上海市場は下落して始まったものの、徐々に下げ幅を縮小し、投資家心理の改善に寄与した。

トヨタ(7203.T)が9%超高。三井住友(8316.T)が10%超高となるなど、主力株が大幅高となった。TOPIXコア30.TOPXCは8.57%高となっている。

日経平均は後場に一段高となり、一時1200円を超す上昇となった。TOPIXが前営業日から100ポイントを超す上昇となったことで、東京証券取引所は午後2時18分から裁定取引の制限措置を実施。同措置の実施は東日本大震災発生後の2011年3月15日以来となる。大引けにかけて日本株は戻り売りに押されたものの、日経平均は1万6000円台を維持して取引を終えた。

藍沢証券投資顧問室ファンドマネージャーの三井郁男氏は「(日本の)10─12月期実質GDP(国内総生産)が市場予想よりも悪化したことで、財政出動への期待が高まった」と指摘。一方、金融セクターについては「マイナス金利導入による影響が業績にどう現れるのか懸念される部分もある」とし、今後の値動きが市場の注目点となるとの見方を示している。

個別銘柄ではアルバック(6728.T)がストップ高。12日に発表した2016年6月期業績予想の上方修正を好感した。第3・四半期累計の営業利益が過去最高を更新したマツモトキヨシ(3088.T)も急伸した。

半面、山崎製パン(2212.T)が大幅安。連結子会社であるヤマザキ・ナビスコのライセンス契約終了に伴い、8月末で「オレオ」、「リッツ」、「プレミアム」および「チップスアホイ」の4ブランド製品の製造を終了すると発表した。収益への影響を懸念した売りが先行した。

東証1部騰落数は、値上がり1874銘柄に対し、値下がりが55銘柄、変わらずが8銘柄だった。

日経平均.N225

終値      16022.58 +1,069.97

寄り付き    15248.38

安値/高値   15243.88─16155.10

TOPIX.TOPX

終値       1292.23 +95.95

寄り付き     1220.14

安値/高値    1219.78─1303.40

東証出来高(万株) 328018

東証売買代金(億円) 31536.93

長田善行

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below