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日経平均は1カ月ぶり安値、日銀短観嫌気し一時600円超安 

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落。下げ幅は一時645円となった。寄り前に発表された日銀短観が予想を下振れる内容となったことを受け投資家心理が悪化。3月の中国製造業PMI(財新)は事前予想を上回ったものの相場の支えにはならず、下げ幅を拡大した。全面安商状となり、終値は3月1日以来1カ月ぶりの安値水準を付けた。

 4月1日、東京株式市場で日経平均は4日続落。下げ幅は一時645円となった。写真は都内で撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)

名実ともに新年度相場入りとなったが、日銀短観において大企業製造業・業況判断DIなどが市場予想を下回ったことを悪材料視し、終始軟調な展開となった。「ロング系を含め海外投資家が日本株を手放す動きが出ている」(大手証券トレーダー)との声が出るなか、前日に22ポイント台で推移していた日経平均ボラティリティ指数.JNIVは、一時27ポイント台後半まで上昇。東証業種別指数は33業種全てが値下がりした。

日経平均は日足チャート上で三角もち合いを下放れる格好となったため、「先行きの下降トレンドを見込んだ投機筋が先物に仕掛け的な売りを出している」(国内証券)との見方も出た。TOPIXも取引時間中としては1カ月ぶりに一時1300ポイントの節目を下回る場面があった。もっとも、節目割れの局面では下げ渋る動きを続けた。

「日銀短観が悪いというのはある程度予想はされていたが、結局買う投資家が不在だったということ。悪材料に敏感に反応するなど投資家心理も悪化している」(ちばぎん証券顧問の安藤富士男氏)との指摘も出ている。

個別銘柄ではパナソニック6752.Tが大幅安。31日、2017年3月期業績が減益となる見通しを発表し、嫌気された。半面、トヨタ紡織3116.Tはしっかり。欧州子会社における事業再編を実施し、16年3月期に約227億円の特別損失を計上するとの発表を評価した買いが入った。

東証1部騰落数は、値上がり70銘柄に対し、値下がりが1860銘柄、変わらずが17銘柄だった。

日経平均.N225

終値      16164.16 -594.51

寄り付き    16719.56

安値/高値   16113.01─16719.56

TOPIX.TOPX

終値       1301.40 -45.80

寄り付き     1343.24

安値/高値    1298.48─1343.24

東証出来高(万株) 257927

東証売買代金(億円) 26570.37

長田善行

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